介護付有料老人ホーム 伊豆高原〈ゆうゆうの里〉の入居者とスタッフによるコミュニティ・ブログで「伊東自然歴史案内人」と一致するもの






伊東市地域包括支援センター「対島地域ふるさと協議会」主催の
"いきいき広場" 7月の開催で、入居者のK.Sさんが担当することになりました。
今回のプログラムは、1時間半程の内容で「アコーディオン演奏・ハーモニカ吹奏
伊東歴史人物の紹介・ゲームを 楽しみましょう」等、全部を担当します。
地域の高齢者の「生きがいづくり」が目的で、月に1回レクリエーションを開催しております。
どなたでも参加できますので是非ご参加ください。
「パリの空の下」「恋心」「愛の讃歌」など、シャンソン曲を中心に7曲をアコーディオンで演奏しま
した。 この日の為に日頃、時間を作って練習をしてきました。
アコーディオン演奏の後は、ハーモニカメドレーで「童謡、唱歌」等の曲を吹奏
レトロな懐かしいハーモニカの音色が響きました。
次は、「ハーモニカで歌いましょう」で会場の皆様と、歌詞カードを見ながら
「北国の春」や「からたち日記」等、歌謡曲を中心に楽しく合唱しました。
(※写真はK.Sさん奥様の直筆歌詞カードで、数枚作成の内「からたち日記」)
楽器演奏の後は、新紙幣千円(北里柴三郎)の発行に際して「北里博士と伊東との関係」
について、現在「伊東自然歴史案内人」をされていますK.Sさんが、北里別荘等の写真を
紹介しながら 「北里別荘」「野間別荘」と「伊東」との関係等の紹介です。
新紙幣の千円札に、日本の医学者で、細菌学の父を呼ばれる「北里柴三郎」が選ばれ
たことで「伊東」との関係が、急遽クローズアップされることになりました。
「松川遊歩道」沿いに、かつて広大な敷地を有する「北里柴三郎別荘」があり
別荘は、庭園と共に「唐破風造りの純和風日本建築」で「豪」の一言に尽きる建物で
「北里博士」が伊東に別荘を建築するまでの経緯等を、写真を見ながら紹介しました。
現在、別荘跡地は「野間自由幼稚園」が建設されています。
本日のような活動を通して、自分自身の励みにすると共に地域の方々も元気になって頂ければ
幸いです。
〈入居者K.S〉
入居者〈S〉様ご夫妻は、静岡県下田市にある上原美術館が主催する、仏教美術講座を2年間(全24回)受講され、その修了証書を見せて下さいました。
伊東自然歴史案内人(※)としてガイドをしていると、お客様と伊豆の仏像の話になることがよくあり、その質問等に応えるため、仏像の勉強をしておく必要があると考えたそうです。また、近くのお寺などで仏像を観る時に、知識があればより楽しめるのではと思い、案内人会の先輩の勧めもあり、2年間の受講を決められたとのことです。
ご主人は、講座が9:30開始で、会場まで片道1時間程かかる為、早めに出発しなければならず、2年間通い切れるか心配だったそうです。これまで経験が無い講座なのでどのくらい難しいか不安もあったそうですが、楽しく受講できたとの事。奥様は、美術館学芸員の田島整(たじませい)講師のお話がとても面白かったと楽しそうにおっしゃって下さいました。
如来と一言で言っても種類があり、その仏像の手の形(印相)で何の如来か区別する事ができるそうです。また、照明の当たり具合で表情が変わったりもします。菩薩は如来を目指す修行中の身であったり、実際に千本手がある千手観音の仏像を分解して掃除し、組み直したら手が一本余ってしまった話や、仏像の眉間にある丸い膨らみ(白毫)は、実は白く長い毛が丸まったものである事など、知らなかったことをたくさん勉強することが出来、知識が深まり、寺院巡りが以前より楽しくなったそうです。
伊豆の国市 願成就院 阿彌陀如来坐像(1186年運慶作・国宝)
伊豆地域にも古い歴史があり、平安、鎌倉時代の運慶などの作品の仏像が結構あります。サイズは大きくはありませんが京都や奈良に行かずとも伊豆で貴重な仏像が見られるそうです。
ご主人曰く「仏教美術を学ぶ良いきっかけになった。学べるときに学んでおかないと機会を失ってしまう。今後は講座で得た知識を活かし、案内人としてお客様に情報を提供していきたい。」とおっしゃっていました。
職員(田辺)
※伊東自然歴史案内人に関するブログ
元気のみなもと! 「伊東自然歴史案内人」と「伊東温泉おもてな師マイスター」
今年(2018年)JR伊東線は80歳になりました。
その誕生日の12月15日に伊東自然歴史案内人会で、宇佐美周辺から伊東駅まで歩くイベントが行われ、参加してきました。
伊東線沿いの道を歩きながら、名所旧跡や寺社などを見学しながら8キロ歩くものです。
スタートは宇佐美駅
みかんの花咲く丘を皆で歌いました(ハーモニカを吹いているガイドさんは、なんと入居者〈S.K〉さんです!)。
伊東線は過去旧国鉄がJRになる前に複線化計画があり、その名残のレールや幻のトンネル(現在は草で覆われて見えず)などを見学しました。知らなかった!
また、大正時代の関東大震災の後作られた、宇佐美駅の近くの旧制第一高等学校(現東京大学)プール跡地を訪ねました。
このプールは地域で活用されたので、昭和の半ばまで伊東出身の優秀なスイマーがたくさん輩出されたとのこと。
関東大震災時の津波浸水地点。
標識の意味も教わりました。
伊豆クレイルが通りました。
ゴールではJRからの記念バッジ。
沿線沿いでは景色と食事の楽しめる伊豆クレイルの通過が見られたり、JRの開通記念バッジを最後に貰って楽しい一日を過ごしました。
入居者〈N.A〉
地域の新聞に、当日ガイドを務めた入居者〈S.K〉様が掲載されました。
伊東線沿線を歩きながら参加者の皆さんに説明をされていらっしゃいます。
入居者〈S.K〉様は、「伊東自然歴史案内人」として地域の為にご尽力され、日頃より市内の観光スポットでご活躍されています。また、ハーモニカやアコーディオンの演奏がお上手で、地域で演奏会をされたり、里内の催しでも皆さんを楽しませて下さっています。
職員(田辺)
過去のブログ
平成27年3月に伊東市「伊東自然歴史案内人」となられた S.Kさん。
平成29年3月には、伊東商工会議所「伊東温泉おもてな師マイスター」の認定を受けられました。
※平成29年4月11日ブログ参照
平成29年9月15日伊東の歴史・文化を学び伊東のことをもっと知りたいという方へ
商工会議所主催の「伊東の地域資源を再発見する講座(視察研修会)が実施され
おもてな師マイスターの資格を持つ、S.Kさんが市民4名の方々を案内しました。
【研修コース】
商工会議所⇒いで湯橋⇒松川遊歩道⇒北里柴三郎別荘跡(野間自由幼稚園)
⇒日暮神社⇒じんなら魚歌碑⇒音無神社⇒最誓時⇒本郷公園⇒葛見神社
⇒東林寺⇒伊東祐親の墓⇒仏現時⇒物見塚公園⇒淨の池⇒和田の湯
松川遊歩道(木下杢太郎と会える小路)
松川の清流に沿って景観が楽しめる小路には木下杢太郎のレリーフや
北里柴三郎別荘跡地(野間自由幼稚園)があります。
最誓寺境内(伊東家の墓石群)
最誓寺は八重姫がわが子、千鶴丸の菩提を弔う為建てた寺と云われています。
境内には伊東家の墓や七福神の寿老人、樹齢600年の大ソテツがあります。
音無神社境内
頼朝と八重姫が愛を語り合った場所が音無神社と云われています。
又、毎年11月10日に社殿では天下の奇祭「尻摘み祭り」の祭事が行われ余興に
境内で尻相撲大会が行われます。
葛見神社の大楠(樹齢千年)
葛見神社境内の樹齢1000年の大楠は、国天然記念物指定で一見の価値があります。
東林寺(伊東家代々の菩提寺)
東林寺は、伊東家の菩提寺です。境内には相撲四十八手(河津掛け)の河津三郎祐泰を
顕彰する相撲の碑や、祐泰の墓、曽我兄弟の供養塔があります。
仏現寺の境内
仏現時は、日蓮上人が「立正安国論」で伊豆に流され祖師堂(紫雲殿)で3年間過ごしました。
七福神の毘沙門天や寺宝の天狗の詫び証文があります。
天狗の詫び証文(仏現寺・寺宝)
柏峠に天狗が現れ旅人を悩ませていた時に、日安上人が祈祷にて追い払い枝に巻物が
残されていたもので、今だまだ誰にも解読できていません。
ゆうゆうの里に入居して4年になります。入居の翌年から、伊東をもっと知ろうという思いから
市主催の「いでゆ大学」や「伊東自然歴史案内人養成講座」、商工会議所主催の
「おもてな師マイスター資格認定講習会」等を受講し認定取得しました。
現在は案内人としてガイドをしています。これからも伊東の歴史や文化、自然、温泉などの
伊東の素晴らしい魅力をPRしていきたいとおもいます。
皆様もゆうゆうの里に来られて楽しんでみてはいかがでしょうか。
<入居者S.K>
里に来て、4年経ちますが、駅の山側を歩くのは初めてです。
新緑が眩しい季節に弁財天で有名な松月院や松原神社、伊東公園や丸山公園などを巡りながら
約8キロのウォーキングです。
案内人さんたちの丁寧な説明(ハーモニカ演奏も)に耳に傾けて、解散後は、スコリア回廊で有名な
大東館に一人戻ってかけ流しの温泉に浸かって気分よく帰りました。
改めて自然と歴史豊かな伊東に住むことのありがたさを感じました。感謝感謝!
<入居者N.A>
1年間で24回の養成講座を受講後、認定試験を経て、 伊東市長より認定証を頂きました。
伊東市には素晴らしい歴史があることを学びました。
ここから新たなスタートです!
現在は、先輩ガイドの方につき、案内人としての知識を磨いています!
<入居者S.K・S.M>
おおまめ on 伊東自然歴史案内人、認定!: Sさんご夫婦素晴らし