神戸と〈里〉の四季: 2020年7月アーカイブ

診療所前の外来者駐車場奥にある、独特な枝ぶりの見事な木を眺めながら、何の木だろうか?と何人かに聞いたり図鑑を調べたりしたがわかりませんでした。
ある時、散歩途中で施設維持のスタッフに聞いたら「ヤマモモ」の木と教えてもらいました。意外でしたがわかってうれしくなりました。
診療所前のヤマモモ202007.JPG

2号館の庭にも大きなヤマモモの木があります。濃い緑の葉に覆われて枝が見えないのが普通の姿です。

文化勲章受章者 岡 潔 の名著「紫の火花」が56年ぶりに復刻されました。その冒頭で、大数学者が<情緒>を強調しておられます。
最初に書いたような独特な枝ぶりの見事な木の姿に感動したことは、情緒ある風景といえるのではないでしょうか。

2号棟ヤマモモ202007.JPG

ケアセンター前の睡蓮の咲く池のほとりで、雌株のヤマモモに赤黒色の実が沢山ついていた。実は甘酸っぱい。落ちた実を拾っている人もいました。
落ちた実が地面を汚すので、街路樹には雄株だけが用いられるそうです。

202007山桃.JPG

                                                                                          (入居者I・M)

今日は七夕

昨年は、ご入居者と一緒に笹に飾りつけをしましたが、今年はコロナの影響で、職員のみで、皆様が手作りしてくださった笹飾りを結びつけました。

3日の日に笹を立ててからも、一つ、また一つと飾りや短冊が増えてにぎやかになってきました。

 

「コロナも災害もとんでケー」て短冊に書きました。早くおさまって楽しく暮らせるようになったらいいですね。(入居者 N.A)                        

 

IMG_0245low.jpg

 

 

 

大食堂から駐車場の奥を見ると「ねむの木」が見えます。
淡紅色の上品な楚々として花が咲きます。
美智子上皇后が、ご成婚前に作詞された「ねむの木の子守歌」
を思い出します。
以下のような、やさしい歌です(2番のみ引用)
 薄紅(うすくれない)の花が咲く
 ねむの木陰で ふと聴いた
 小さなささやき ねむの声
 ねんね ねんねと 歌ってた

ねむの木2020①.JPG

花は珍しい構造で、
花弁は緑色、筒状で地味
雄しべの長い花糸の上半分は淡紅色、
下半分は白色で、花の外に突き出て目立ちます。

ねむの木②.JPGねむの木の葉の開閉は、葉の付け根の膨らんだ部分(葉枕)の
内部圧力が、明暗を感じて変化する仕組みで
これが、ねむの木の名前の由来だそうです。

ねむの木③.jpg

                                                                                  (入居者 T・M)

 

食堂に天の川がかかりました。
これで外が雨でも、天の川を見ることができます。
風に揺られて、ゆらゆら・キラキラと見ているだけでホッとします。
天の川にへ行きたくなる気分です。

202007天の川2.JPG

202007天の川③.JPG

新型コロナウイルスを天の川に流して、どこかに持って行ってもらえないかしら。
今までマスクをして下ばかり見ていたので
これからは食堂の天の川を見上げて、元気に過ごせそうです。

202007天の川①.JPG                           (入居者T・A)

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