佐倉と〈里〉の四季: 2019年3月アーカイブ

春の陽光を全身に浴びているのは、23号館東棟の間にある中庭の樹木群です。常緑樹が大半ですが、数本の落葉樹が交っており、その中でいち早く春の鼓動を感じ、待ち兼ねていた様に大きな純白の花弁を開くのがハクモクレンです。先日313日気が付くと図の左端に見えるように、ハクモクレンは既に開花していました。

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とはいえ、開花は部分的に過ぎず、半数以上は未だ花弁が開かず、或いは茶褐色の外皮に包まれた蕾の状態でした。

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全枝に亘る開花がほぼ完了し、大型で典雅豊麗な花の群れを目にすることができたのは317日でした。

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(コミュニティ特派員 U)

2月半ば未だ寒気の厳しい頃から「佐倉ゆうゆうの里」の住人達は、立春の声に誘われるかのように春の兆しを求めて5号館前の池のほとりに足を運んでいました。それに応えるように、先ず蝋梅の蕾がほころびましたが、今現在は梅とミモザが一挙に満開となり早春を代表する花木として里の住民だけではなく外来者の目をも惹きつけています。

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梅の木はたった一本の白梅ですが、百花の魁として春の到来を知らせる役目を十分に果たしています。その上、手入れ整枝が行き届いていて花をつけた気品ある一枝々々を間近に目にすることができます。

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ミモザの正式名はフサアカシアですが、それよりも響の美しい'ミモザ'が愛称として一般的に使われています。池辺のミモザの木は今回大幅に剪定された結果、昨年ほどの圧倒的な量感は多少失われたものの、鮮やかに輝く黄金色の花房を身に着けた姿は正に早春の象徴です。

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(コミュニティ特派員 U)
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