佐倉と〈里〉の四季: 2019年6月アーカイブ

梅雨の真っ最中のなか、時々雨に打たれながら、仲間と共に佐倉〈ゆうゆうの里〉からあまり遠くない「佐倉宗吾霊堂」及び「松虫寺」を訪れてきました。
①宗吾霊堂よりも紫陽花を狙って撮りました。
本堂と表示額
20190623近くの古刹を訪ねて (5).JPGのサムネール画像 20190623近くの古刹を訪ねて (4).JPG
柏葉とアジサイ
20190623近くの古刹を訪ねて (6).JPG 20190623近くの古刹を訪ねて (7).JPG
20190623近くの古刹を訪ねて (9).JPG 20190623近くの古刹を訪ねて (8).JPG
20190623近くの古刹を訪ねて (10).JPG 20190623近くの古刹を訪ねて (11).JPG
20190623近くの古刹を訪ねて (12).JPG 20190623近くの古刹を訪ねて (13).JPG
その②へ続く・・・
(入居者:のらくろ)

アジサイは、随所に目にする珍しくはない植物ですが、やはりこの季節を代表する独特の存在感に満ち溢れ、古くから和歌、俳句の題材、日本画や切手の素材、さらには市や町の花として、日本人が昔から広く親しんできた花木です。そこで、今を盛りのアジサイの花を求め「佐倉ゆうゆうの里」の内外小範囲を歩き、出会ったアジサイの花を記録しました。

 

Ⅰ)先ず食堂前中庭では、青、紫、白、ピンクのアジサイが揃っています。説明板にある如く,花弁と見えるのは、正確には装飾花(萼片)ですが、植物学上は何であれ、鑑賞上は見事な花弁です。 

2019062301.jpg

2019062302.jpg

)隣接する堀田邸

堀田邸の正門を入った左手に二叢のアジサイがあります。少し色合いが異なりますが、両者共に、密集した小粒の花の周りを大きな装飾花が囲んでいる「ガク(額)アジサイ」という種類です。アジサイの花の色の違いは土壌の性質の違いに因ると云われています。

2019062303.jpg
2019062304.jpg

3)浅間(せんげん)神社

堀田邸の西端から数十メートル先には、鎮守の社「浅間神社」がありますが、その境内をとり囲む生垣の中に何本ものアジサイが咲き揃っていました。

2019062307.jpg

4)この場所は、ゆうゆうの里の東側にある日蓮宗「要行寺」の前面道路です。道路沿いに整然と並ぶアジサイの鮮やかな植え込みが、里の住民始め歩行者の目を引き寄せています。

2019062308.png
(コミュニティ特派員:U
6/9梅雨の合間の曇天のなか、佐倉城址公園で恒例の菖蒲まつりが行われましたので、佐倉〈ゆうゆうの里〉から往復約9000歩いて来ました。なお、下図写真はスマホによるので、画像が好ましくありません。ご容赦を!
城址公園まとめ1.jpg
城址公園まとめ2.jpg

紫・黄・白など色とりどりの花菖蒲が、約9,000株が美しく咲き誇っていました。6月中旬頃までが見頃だそうです。
(入居者:のらくろ)

堀田邸に散歩に行ったところ、市の職員の方がスズメバチを退治しているところに遭遇。自分もスズメバチに刺されたことがあり過去に大変な思いをしたことがあります。私と同じ目に遭わないよう、これは皆さんに注意を促さなければと思い、コミュニティセンターに知らせに向かいました。
suzumebati0605.jpg
退治されたスズメバチを容器にいれ持参したところ、すぐに職員の方が"注意喚起のポスター"を作ってくれ、一安心。楽しく散歩を続けるために、これからの季節は特に、皆さんご注意ください。
(入居者:T)

6月に入ると、「佐倉ゆうゆうの里」の住民が、隣接する「旧堀田邸」に向け足を運ぶ姿が急に増え始めました。この動きは堀田邸のタイサンボクが今年も順調に開花したことを示すに他なりません。堀田邸には知りうる限り4本のタイサンボクがあり、この中、正門内の3本が6月を期していたかの如く一斉に咲き出しました。

uedasann2019.jpg

大型、純白、卵形のつぼみは早春のハクモクレンに似ていますが、それもそのはずタイサンボクはモクレン科に属する植物です。

201901上田さん.jpg

ハクモクレンとは異なり、タイサンボクは開花すると花弁は反り返り、開き切った花冠は樹花としては最大と思われる大きさになります。そして"壮麗、前途洋々、威厳、真の輝き"などの花言葉だけでなく、香料の原料になる強い芳香を持っています。但し花弁は傷みやすく開花して3、4日で茶褐色に萎れるという反面があります。

無題2019060406.jpg

タイサンボクの漢字表記は「泰山木」ですが、原産地は意外にも北米東南部であり、日本には明治年間に渡来したことを知りました。堀田邸のタイサンボクについて詳しくは、堀田邸管理事務所に訊ねる必要がありますが、かなりの大木であるので、庭園が造られた当初堀田侯お好みの喬木として、同じく外来種のサルスベリ共々植樹されたのではないかと推定されます。なお、堀田邸庭園奥の小門横にも4本目の立派なタイサンボクがありますが、こちらは少し開花が遅れています。

無題201904uedasann.jpg
(コミュニティ特派員:U)



総アクセス数

2020年1月

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

月別 アーカイブ