ゆうゆうの里では種類の異なる桜が楽しめる。
エドヒガン<江戸彼岸> 3月28日撮影
花は小型で直径3㎝弱、色は薄紅色が多いが真っ白の花もある。花軸の先に柄をもつ花が放射状についている(散形花序) 萼が丸く膨らんでいるのが特徴。ソメイヨシノの萼は丸くならない。開花の時期は春の彼岸頃。ソメイヨシノよりも一足早く開花する。
オオシマザクラ<大島桜> ソメイヨシノより3日遅い4月6日撮影
鮮緑色の新葉と同時に直径3~4㎝の白くて香りのある花が咲く。花軸につく花の柄が下部ほど長く上部は短いため、全体がドーム状になる(散房花序) 葉は塩漬けにして桜餅を包むのに使う。
ソメイヨシノ<染井吉野> 4月3日撮影
江戸の染井村でオオシマザクラとエドヒガンを交雑させてできた単一の樹が始祖である。それを接木などで増やすことで同じ遺伝子をもつ木が全国に広まった。ソメイヨシノはエドヒガンの花が葉より先に密に咲く性質と、オオシマザクラの大きくて整った花形の性質を併せ持っている。ソメイヨシノの花は直径4~4.5㎝で散形花序。(入居者 I.M)
今年の桜の花は雨や風ですぐに散らされることもなく、長く楽しませてくれますね。
一口に桜といっても、I.M様が説明して下さっているように様々な種類がありますね。
普段は全体的に眺めるだけですが、間近で見ると新しい発見がありますね。
こんなにきれいな写真と素晴らしい解説を拝見したにも関わらず、鮮明に記憶されたのは桜餅を包む葉は大島桜の葉だということかも知れません。
まだまだ花より団子のようです…。
I.M様、申し訳ありません…。