あの時私、ここにいました。

A・N.JPG【横浜の美容院】 <入居者 A・N>

 美容院にいて、すごく揺れました。                       横浜の家に戻ったら、テレビやトースターは下に落ち、本箱の上に置いてある人形の両腕はなくなり、サイドボードの扉が開いて中の食器は粉々、上に置いてある馬の耳は床にささって、床に穴が開いてしまいました。

家の中がすごくて、空き巣にでもあったのかと思いました。もし、私が家にいたらと思うと怖くなります。主人は伊豆高原にいたので安心でしたが、つくづく地震対策が大事かわかりました。

 

【三島の病院】 <入居者 T・K>                   

ホール.JPG 検査の為、病院のベッドの上にいて、心電図をとるところでした。器具を足首・手首・胸に付けて「力を抜いて下さい」と看護師さんが言ったとたん地震がおきました。すごいスピードで器具を全部はずし、胸の位置で、両腕を壁にあて私をかばってくれました。看護師さんの対応に驚きと感心です!

 次はレントゲン室の前で、職員とこんな大きな地震だと余震が来ますねと会話しとたん、又大きな揺れがきてびっくり。 でもちょっと思ったのが、あー何かあってもここは病院だから安心と思いました。          

 帰りの道路は、大渋滞で海岸線は通行止め、里に到着したのが午後7時過ぎで本当に疲れました。帰ってからテレビを見て大変な事にショックを受けました。被災された方にお悔み申し上げます。

 

【新幹線の中で3時間半】 <入居者 H・T>      

クリスマスローズ.JPG  島田まで行った帰りの新幹線の中にいました。三島で新幹線がすごく揺れて、3時間半缶詰状態でした。やっと熱海まで電車が動き、駅に着いたらタクシー乗り場の行列にビックリ! 熱海駅で入居者Oさんに会い、主人と私と3人でタクシーに乗って帰ってきました。無事に一緒に帰ってこられて良かったです。

 

 

三又.JPG 

【小田原の小学校の体育館に避難】 <入居者 K・S>

 東京から伊豆高原に向かう電車の中で、地震にあいました。電車が停車し、外を見ると木が揺れてていました。 放送が入り「地震の為、電車を降りて避難してください」 誘導された小田原の小学校の体育館で一晩過ごしました。

 夕食と朝食は、先生方の手作りのおむすびとコップ1杯のお水でしたが、とってもおいしかったです。体育館の中はストーブがあり、毛布を1人2枚渡されました(私は3枚いただきました)。笑い声もあり穏やかな雰囲気でしたよ。

ただこの日に限って、いつも服用している心臓と高血圧の薬を持っていなかったら、先生方が里に連絡して薬を調べ、近くの病院までい行って手配してくれました。夜遅くまで片付けをしたり、次の日はみんなで協力して毛布をたたんだり、不安もなく過ごせ、本当に感謝の気持ちです。

 

 

コメント(2)

予想もしない大地震。日頃からの防災意識の大切さを痛感しました。

伊豆高原〈ゆうゆうの里〉施設長 西田陽彦 :

 地震直後から、ご在宅の方、外出された方、非常住の方を含めて、ご入居者の安否確認を始めました。すべてのご入居者の安否が確認できた時は、ほっとしました。

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