私の絵手紙
若かりしある日、汽車の中で突然「桃の花を書きに行きたいが、この列車でいいですか」と一人の男性に尋ねられました。男性は1枚の色紙の包みを私に差し出し 「名乗る程のものではないから」と名を告げずに立ち去りました。包みを開けると見事な1本の菖蒲が描かれていました。本当に感動しました。その絵を見るたびに魅せられ、日本画を習う事にしました。
講座は8ヶ月程度でしたが、私の絵の原点になりました。
退職後、少しの間絵手紙サークルに通い 折にふれては画いています。
里は、花や草など、たくさんの自然に囲まれているので、入居してから随分絵手紙を書きました。同じ花でも1年1年表情が違うので楽しんでいます。
また、名前の分からない花を通して、お付き合いが広がっていくのも嬉しいです。
今年も文化祭にむけ、楽しみながら作品を描いています。
絵手紙の他に絵ハガキにも挑戦中です!
(入居者H.C)
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