Tさんの花便り=里の山野草―テンナンショウ・三兄弟 2016年4月16日
〇自然環境に恵まれた里内では 四季折々に様々な山野草と出会えます
今回は この季に
スケッチした テンナンショウの仲間=浦島草・ウラシマソウ 武蔵鐙・ムサシアブミ 蝮草・マムシグ
サ の三題を お届けします
長く伸びた糸状の花茎をもった奇異な姿の多年草 つやのある葉を従者が差出す日傘のように
従えて 紫褐色の仏炎苞がある
花名の由来は その長い花茎を 「浦島太郎」 の釣り竿に見立てて 命名されたとの由
例年 大樹・山モモの根元に 3月末~4月初旬頃に姿を現し 5月まで長く楽しめる山野草です
葉は3枚 大きな2枚の葉の間に仏炎苞をつける この形を かっての 「武蔵の国」 で作られた
鐙・アブミ―馬具の一種―にたとえて その名が付けられ たとの由
山野の樹陰地に自生する不思議な姿の多年草 鳥足状の葉の間から伸びる仏炎苞 花はこの苞の
中で花茎が伸びて開花するという
花名は 仏炎苞がマムシの姿に似ている また茎の模様が それに 似ているところから 名づけられた
との由 秋には 赤色に熟したトウモロコシ のような形状の果実を見ることができます
<入居者T.I>
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