Tさんの花便り : {蕗の薹 ・ ふきのとう} 2017.2.4 立春*ゆうゆうの里・庭
春先 地中から黄緑色の若い花芽をのぞかせる 早春の風物詩 「蕗の薹 ・ふきのとう」 を
お届けします 今冬も ゆうゆうの里のあちら ・ こちらの庭で 楽しめる季となりました
" ふきのとう " は 蕗の花のツボミで 植物名ではありません 「蕗 ・ ふき」 は 山野に自生する
キク科の多年草です 仲冬の頃は あたりが枯色の時季だけに 土を割って頭‐花芽‐をもたげる
健気さが印象的な野草です
立春の頃から 霜雪をしのいで土の中から若芽を吹き出すので 「冬吹き草」 というのが
その名の起こりとか
「蕗のしゅうとめ」 「蕗のじい」 との別名も 若い芽が新葉より いち早く浅緑色の苞に包まれて
顔を出し 30センチほどの茎を伸ばして花を咲かす 雌雄異株で 雌花は白色 雄花が白黄色との由
ほろ苦い風味と独特の春の香りがあって 香辛料‐芳香 ・ 苦味‐として また食材 (若い芽) として
天ぷら 酢味噌和え ミソ汁の具やキャラブキ (葉柄‐葉の茎‐の煮物) などに食され 古くから広く
親しまれきた 日本原産の山菜です
解熱 せき止めや健胃にも効果ある漢方として使われるなど 多用性のある野菜です
煮て味の ふかくかなしき 蕗の薹 片山 鶏頭子
<花言葉> 「待 望」 「真 実 は 一 つ」 「仲 間」
<入居者T.I>
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