3月11日、想像もつかない津波の映像がテレビから流れてきました。
阪神大震災を経験した神戸に住む者としても胸がしめつけられるような気分になりました。直後から入ってくる被災状況に、私たちが出来ること、阪神大震災を経験しているからこそやれる事があると思います。
今は一番苦しい時期かもしれませんが、お気を強く持って下さい。
神戸〈ゆうゆうの里〉の所在する兵庫県、神戸市から、地震被害者救援活動への「要請」がありました。
被災者の受け入れと、救援活動の派遣についてです。
財団は、出来る限りの対応をすることを基本に、以下のように考えて対応していきます。
①被災者の受け入れについて
どこに、どのような方法で受け入れられるかについて、急ぎ調査し回答することとしました。
②救援隊の派遣について
被災者の受け入れを優先し、職員の派遣については慎重に対応する事としましたが、神戸施設からはベテランの介護スタッフ2名を派遣することにしました。
有料老人ホームの中にも連絡が取れていないホームがあり、岩手県北上市の特別養護老人ホームには、定員の2倍の高齢者が収容されているとの聞きいています。
多くの方の受け入れは難しくても、少人数でもなんとか受け入れていきたいと考えています。重ねてご入居者のみなさまのご協力をお願いしていきたいと思います。
職員の派遣については、府県だけでなく、関連する団体と協議し、効果的な派遣になるよう進めていきます。
こんな時だからこそみんなで支えあい、助け合いたいと思います。
がんばってください、簡単な言葉ですが、私たち神戸も皆さんの支援で地震から立ち直りました。
今回の被災された皆様もきっと立ち直れます。
共にがんばりましょう。
神戸の皆様の言葉には、心強さを感じます。神戸の方の情報発信は、被災者だけでなく、すべての方にとって、大切なものだと感じています。