岩手大槌町の支援より帰ってまいりました!
大槌の町を始めて目にした時、テレビの映像で見るより、津波での被害が甚大であるものに感じました。神戸の震災と比べようがなく、津波はすべてのものを海に流し、残家は屋根のみがスーパーの駐車場に残されており、車は川底に横たわっている状況、ほとんどが海に流されていた状況でありました。
毎日、遠野から海沿いの大槌の町に近づく最終の橋を渡るとそこから風景が変わり瓦礫山がいたるところにあり赤旗(亡くなった人がいた場所)何本も立っているのを毎日見ると心が痛みました。
私の似顔絵は安渡小学校でこどもの日に
ボランティア活動で子供たちとクレープ作りを
した時に6年生の女子が描いてくれたものです。
とても上手で(20代に見える??)
逆に私の心が癒された1日でした。
10日間の東北の災害支援で色々なことを学びました。被災者の方の活動、それ以外にも今回の支援で全国から参加された大勢のボランティア方、遠野に本拠地があるまごころネットワークの人たち、皆さんが同じ気持ちで岩手を1日でも早く復興出来るよう活動している姿を見て、危機管理にはどのような活動、対応を取ればいいのか参考になりました。この経験を忘れずにこれからの人生に活かしたいと思います。
ケアサービス課 中西美登
5月16日から24日まで、岩手県大槌町に財団より災害派遣に行ってきました。大槌町はテレビで見るのとは、違い被害の大きさに驚きました。震災後2カ月経っていますがなかなか瓦礫の撤去も進んでいませんでした。
被災者の方の生活も、2カ月間入浴出来ていない方、避難所で食事にカップラーメンが多い等を知りました。
私たちは入浴介助を行い、その中で話を聞くことやニーズ(その方の求めていること)を知り、地域と連携して少しでも被災者の方の力になりたいと思い活動していきました。関わる中でとても親近感がわいてきて帰る際には祖父、祖母を被災地においてきてしまったような気持ちがしました。
支援に参加させていれたご入居者、財団、留守を守ってくれた職員に感謝しております。また機会があれば支援に行きたいと思います。
ケアサービス課 三宅康史
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