遅くなりましたが、先日ゆうゆうの里で10年余り「歴史講演会」としてこうべの歴史を深く読み解き
神戸〈ゆうゆうの里〉のご入居者、近隣住民の方に講演をしてくださいました豊田實先生が勇退
され
最後の講演会「建武の新政 ゆかりのある二人の武将 東の赤松円心 西の楠木正成を比較して」
を講話して頂きました。
最後は教師として現役時代の同志のU様から花束贈呈がありました。
戦時下を互いに生き抜き、戦後、子供達に「正しい教育」をと職務に励み、退職後も周りから
経験を語ってほしい依頼を受け、お二方共に快く引き受けてきました。
その後の豊田先生の経歴は素晴らしく、神戸市より「文化活動功労賞」受賞
兵庫県より「ともしび賞」受賞、内閣総理大臣より春の叙勲「瑞宝双光賞」受賞
豊田先生は「輝かしいものではないよ。苦労の積み重ねの賜物だよ」とおっしゃられていました。
「僕は土木の経験から数学や、退職前は養護教員をしていたけど、彼(豊田先生)は歴史を本当にこころから愛しているようだったね。神戸の知識について彼の右に出る者はいないかもよ」
(入居者:Y・U)
今回、豊田先生が二冊の本を自費出版されました。
豊田先生の講演会を聴講されたご入居者は1017名です。
この場をおかりして豊田先生、ありがとうございました。
神戸〈ゆうゆうの里〉職員一同
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