タイサンボク(泰山木)

タイサンボク(泰山木)は、北米中南部原産で、明治初期( 1875年)に渡来した常緑高木の公園樹。濃い緑の光沢のある大きな葉が鮮やか。
径15~25cmの大きな白い花は見応えがあり、葉の深緑色との対比も美しい。
花弁は6個、萼片は3個、花冠の真ん中には、雌しべと多数の雄しべが集まっています。最初の花が5月30日に、2番目が6月1日に、私の部屋(3階)のべランダのすぐ横の高い枝先に咲きました。
タイサンボクは、コブシやモクレンなどと同じ仲間で、早春から続くモクレン属の開花の最後を飾ります。

タイサンボク2020木.jpg タイサンボク2020花.JPG
余談であるが、62年前の4月、妻は結婚して家を離れる際、植木市で買った苗木を庭に植えた。「白いきれいな花が咲きますよ」とのことだったが、泰山木であるとは知らなかった。それが大木に育ったとき、妻の母が「身体が大きくて元気な、あの娘らしい木を植えたものだ。」と笑っていたことを思い出します。
 
                                                                                         (入居者:I・M)

コメント(1)

泰山木のお花がこんなに美しいとは知りませんでした。ご紹介下さってありがとうございます。よろしく
詳しい説明に感心し、余談は微笑ましくて自然とニッコリしました。

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