神戸〈ゆうゆうの里〉の庭園を、花の少ない初冬のこの時期、山茶花(サザンカ)の半八重の園芸種が賑わしています。薄紅色の花には、部分的に白色が混ざっています。
野生の山茶花は、白色の5弁花。九州・四国を原産地とする日本の花です。
童謡「たきび」の2番を思い出しました。
♪さざんか さざんか 咲いた道
たき火だ たき火だ 落ち葉たき
あたろうか あたろうよ
しもやけ おててが もうかゆい♪
郷愁を誘う歌であるが、現在の生活では「たき火」も「しもやけ」も過去の風物詩になってしまいましたね。
白色で半八重のきれいな花を見て、はじめは椿かと思いましたが、木の下に花びらが散らばっているを見て椿ではなく、山茶花だと思いました。
山茶花の つぎつぎと咲く 庭広し
すじ雲を 仰ぐ窓辺に 山茶花が
(入居者I・M)
山茶花にも色違いがあるのですね!真冬に華やかさをもたらしてくれて気持ちが明るくなります。
いつも山茶花を見ると童謡「たきび」を思い出します。今まで誰に話してもピンときてもらえませんでしたが、I.M様も同じように感じておられるのが分かり嬉しいです!