積乱雲(対流雲)
写真の積乱雲は、頭部が対流圏と成層圏の境界に達し、北風で流され「かなとこ雲」になっています。
別名「入道雲」は夏の雲ですが、初冬に現れ驚きました。しかし、日本海側では初冬に雷を伴い「あられ」を降らす雲だそうです。
12月31日積雪の残る朝、南から南西にかけて入道雲が林立し、雲の壁が出来ました。日本海側と似た現象です。
雪晴れて 南で雲が もくもくと
層雲(下層雲)
一番低い雲で、地表から600mの間で発生します。
層雲は、地表では霧になります。写真では〈ゆうゆうの里〉は、霧が晴れています。
一方、鈴蘭台から泉台にかけての市街地は、霧に覆われていますが、泉台の小高い丘の頂は、霧が晴れています。
霧は雨上がりの大気が安定しているときに発生しやすく、霧が晴れて晴天になることが多いそうです。
巻層雲(上層雲)の朝焼け
夕焼けは茜色でですが、朝焼けは、黄色やオレンジに近い色で、色が薄く、とてもまぶしく見えます。これは、夜明けの大気にチリが少ないためだそうです。
因みに、夕日が赤いのは、大気中を長い距離にわたって太陽光が進むときに、夕方の大気中に多いチリによって、波長の短い青い光が散乱されて、徐々に弱くなり、波長の長い赤色は散乱されにくく、われわれの目に届くからです。
(入居者I・M)
今回も素晴らしいお写真と解説をありがとうございます。
家族と「入道雲みたいだけど、夏じゃないし違うのかな?」と話していたんです。ここに答えがありました!早速このブログを見せます!!
1枚目の写真の雲は、"ゴジラ"のようにも見えますね。
いつもわかりやすい解説入りで、興味深く拝見しております。
2枚目の霧がかかった風景写真はとても幻想的ですし、3枚目の黄金色の夕景はとても美しい写真ですね。
これからも楽しみにしています。
コメントを頂き有難うございます。
この機会に補足します。今日1月19日は雪がちらつく寒い日です。7:00頃、南の空に雲はありません。やがて、積雲が数個連なり、それが積乱雲(入道雲)に変わり、雲の壁ができました。プログの12月31日と同じ状況です。天気予報の雨雲レーダーでは、神戸沖の瀬戸内海に雲がありました。
朝焼けの記事のなかの「チリ」は「微粒子」です。
今後とも、よろしくお願いいたします。
朝焼けも素晴らしいですね!自然の恵みの美しさを認識できてすごいです。ありがとうございます。