胡蝶蘭

IMG_0016 (1)mini.jpg胡蝶蘭は美しいだけでなく、特徴のある花である。花は3枚の花弁と3枚の萼片で構成されている。

花は左右対称になっており、花弁は2枚の側花弁・1枚の唇弁、萼片は1枚の背萼片・2枚の側萼片で構成されている。

唇弁は虫を誘うために美しく飾られ、受粉のための虫の着地点になっている。

 

IMG_0014mini.jpg

胡蝶蘭の受粉

唇弁に虫が止まって花の奥に入ろうとしたとき、葯帽の隙間からのぞいていた粘着体がその虫の頭~背中に付着する。

すると粘着体につながっている花粉塊が引き出され、虫に運ばれることになる。

その虫が別の花に入ろうとしたとき、花粉塊は粘液に覆われた柱頭に付着し、柱頭に吸収されて受粉が完了する。

 

IMG_0011mini.jpg

参考資料の花の写真  花の構造がよく分かる。

ずい柱:雄しべと雌しべが合着した構造でラン科に特徴的である。ずい柱の先端に葯帽があり、その奥には粘着体付きの花粉塊が納められている。

参考資料 洋ラン(plala.or.jp)   (入居者 I.M)

コメント(1)

こんなにじっくりと胡蝶蘭の構造を見たのは初めてです。
美しさに惹きつけられますねー。

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