夏の生け花
夏の定番のテッポウユリ、リンドウ、ケイトウを活ける。白、紫、赤の配色が鮮やかで、お盆の頃の床の間を彩る。
5輪の固い蕾のテッポウユリは次々に開花して10日間、部屋が明るくなった。
植物の不思議
ケイトウといえば雄鶏(おんどり)の鶏冠(とさか)のような花を思い浮かべるが、花ではないという。
これは茎の生長点が、幅広の帯状に広がるために起こった現象で帯化(たいか)などと呼ばれる。その原因はよくわかっていない。
ケイトウでは帯化が遺伝的に固定され、鑑賞用に栽培されている
ケイトウの花
鶏冠の下に、小花が密集している。小花は雌しべ1本と雄しべ5本からなるという。
花が咲いて1・2週間もすれば黒い種子ができて、パラパラ落ちるようになる。
ヒユ科の一年生植物。ほうれん草も同じ科であるのは意外であるが、共に小さい風媒花であるという。(入居者 M夫妻)
白、紫、赤、鮮やかですね!
写真でもこれほど綺麗に見えるのですから、実物はもっと綺麗でしょうね。
ケイトウの花だと思っていたのは違ったんですね!!
植物の不思議、まだまだありそうですね。
知ることによって、今までとは異なった見え方ができたり、親しみが湧いたりします。