介護付有料老人ホーム 伊豆高原〈ゆうゆうの里〉の入居者とスタッフによるコミュニティ・ブログで「ジオパーク」と一致するもの
・溶岩の流れが解るように色付けして判りやすくしている
・看板の大きさは伊豆半島にある中でも大きく、通常の4倍のサイズ
・修学旅行で来る学生さんの学びの場、観光で来られる方の観光名所として
活性化につなげたい
・今年はユネスコ再認定の年、世界にPRしていきたい
・これまでの看板は英語表記はなかったが、判りやすい英語で説明している
この企画は、牛乳の200mlのパッケージに、伊豆半島のジオ小話が印刷されています。
静岡県東部のほとんどの学校給食に提供されており、子どもたちが毎日手に取っているそうです。
子どもたちに伝えたい魅力ある小話が募集され見事入選されました。
掲載されるのは9月以降ということで、皆様とても楽しみにしています。
「大室山で毎年2月に行われている山焼きは、元々カヤの生育をうながすために始まりました。
山焼きで美しい山体が保たれています。」
表彰当日には、サークル仲間にもご参加いただき皆様でお祝いをしました。
(生活サービス課 宇留野)
今年4月に、伊豆半島ジオパークがユネスコ世界ジオパークに認定されました。
「伊豆高原ジオパーク研究会」に所属しているご入居者〈I.T〉様に、里内での講演を依頼したところ、快く引き受けて下さいました。
ジオパークとは岩石、地形、火山なども含む、地球・大地が育んだ貴重なめぐみを保全し、教育、観光、防災(地質災害)に活用しながら、地域の振興に生かすことを目的とした事業です。
ユネスコに世界認定されるに至った所以。
約100万年前から60万年前の伊豆半島の成り立ちやその根拠。
とてもわかりやすく解説して下さいました。
伊豆半島の北と南で砂浜の色が違う理由や、大室山の火口から溶岩が流れ出たのでは無いという事など、地元に住んでいる私たちも知らない目から鱗の情報が盛りだくさんでした。
来場者の皆さまは時折驚かれ、どよめきや笑い声などが聞こえ、とても楽しそうでした。
普段私たちが何気なく暮らしている伊豆の大地が、実は世界的にも大変価値のある地球からの贈り物だったんだと実感しました。
講演会は大変好評で、翌日以降も来場された方々から、沢山の喜びのお声や再講演のご要望をいただきました。
〈I.T〉様は今回の講演にあたり、皆様に正しい情報を提供するため、ご自身で現地調査に出かけたり、わかりやすくなるように何度も資料を作り直されたり、時には夜遅くまで配布資料を作られていました。
〈I.T〉様曰く、ジオパークの目的は大地の遺産を "知って" "守って" "活用する"ことであるとの事。
当たり前に感じていた大地の恵みを、大切に活かしていきたいと思います。(コミュニティ職員:田辺)
伊豆高原ジオパーク研究会主催の伊雄山溶岩流見学ツアーに参加して、
伊雄山に登り溶岩流の後のガイドを受けました。
後日、仲間を誘い伊雄山に登山の計画を立て、先日4名で登山へ行くことに。
登りは、2時間半。下りは1時間半の道のりでしたが、楽しく登山が出来ました。
帰りには、赤沢日帰り温泉により、温泉で疲れを癒し、昼食も食べ皆大満足です。
私も含め、里に入居して1年程の仲間と和気あいあいの登山と温泉と美味しい食事でした。
<入居者K.I>
12月初旬、伊豆高原ジオパーク研究会主催のイベントでゲンコツ山(矢筈山)に
初めて登ってきました。
里からゲンコツのコブが見え、親しみを感じさせる山で気になっていましたが
里内のポスターで登山の案内を知り、ワクワクしながら参加してきました。 参加者は数十人で
里からはジオパーク研究会メンバーの Iさん、 入居者の Iさんもご一緒になりました。
矢筈山は4000年前に火山の噴火でできた山です。
標高は816mで伊東市では一番高い山です。
鹿路庭峠(ろくろばとうげ)からの登山ルートは、登る人も少ないためか、はっきりした
登山道ができていないところがほとんど。
木の枝に付けられた道しるべのリボンテープを頼りに急な山道を登ります。
途中で炭焼き跡や巨岩空間、まぼろしの池など、見所がたくさんありました。
ガイドの先生は岩の種類について詳しく説明してくれ、とても勉強になりました。
猫の額ほどの頂上からは、残念ながら富士山は眺められませんでしたが、城ケ崎の海と
大室山が良く見えました。
ゲンコツ山に初めて登り、改めて伊豆半島の成り立ちと自然の偉大さに興味が深まりました。
<入居者N.A>
ちょっぴり嬉しい、小事です。2015 「伊豆半島ジオ検定3級」 を受験。幸いにも、合格でした。
半島市民となって2年半余。伊豆の大地 (自然・風景など) が好きになり、この検定の合否とは関係なく、伊豆半島について、幅広い知識 (半島の成り立ち・地形・地質・歴史 etc.) を、より深めたいとの思いからこの検定を受験しました。
伊豆半島はオモシロイ!世界的にも非常に珍しく、貴重な成り立ちをしているこの半島。伊豆に関する参考書籍・資料・情報などが、図書館、 ネットで、たくさんget 出来るので、これからがまた楽しみ。受験を機に、諸々と学んでいきたい私事です。
みんなで、伊豆の魅力を世界に発信しよう!
「伊豆半島ジオパーク」が、早期に世界に認定されることを期待しています。
<入居者T.I>