ゆうゆうコミュニティ伊豆高原: 2018年8月アーカイブ
入居者〈N.M〉さんは市内のスポーツ吹矢サークルに所属されています。
この度、里の皆さんともスポーツ吹き矢が出来たらということで、サークルをつくって頂く事になりました。
まずは、スポーツ吹矢の楽しさを知ってもらうために、体験会を行う予定です。
写真はその計画を立てているところです。次回は体験会の様子をお届けします。職員(田辺)
今年4月に、伊豆半島ジオパークがユネスコ世界ジオパークに認定されました。
「伊豆高原ジオパーク研究会」に所属しているご入居者〈I.T〉様に、里内での講演を依頼したところ、快く引き受けて下さいました。
ジオパークとは岩石、地形、火山なども含む、地球・大地が育んだ貴重なめぐみを保全し、教育、観光、防災(地質災害)に活用しながら、地域の振興に生かすことを目的とした事業です。
ユネスコに世界認定されるに至った所以。
約100万年前から60万年前の伊豆半島の成り立ちやその根拠。
とてもわかりやすく解説して下さいました。
伊豆半島の北と南で砂浜の色が違う理由や、大室山の火口から溶岩が流れ出たのでは無いという事など、地元に住んでいる私たちも知らない目から鱗の情報が盛りだくさんでした。
来場者の皆さまは時折驚かれ、どよめきや笑い声などが聞こえ、とても楽しそうでした。
普段私たちが何気なく暮らしている伊豆の大地が、実は世界的にも大変価値のある地球からの贈り物だったんだと実感しました。
講演会は大変好評で、翌日以降も来場された方々から、沢山の喜びのお声や再講演のご要望をいただきました。
〈I.T〉様は今回の講演にあたり、皆様に正しい情報を提供するため、ご自身で現地調査に出かけたり、わかりやすくなるように何度も資料を作り直されたり、時には夜遅くまで配布資料を作られていました。
〈I.T〉様曰く、ジオパークの目的は大地の遺産を "知って" "守って" "活用する"ことであるとの事。
当たり前に感じていた大地の恵みを、大切に活かしていきたいと思います。(コミュニティ職員:田辺)
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