1月16日の午前10時ごろ、珍しい波状雲が現れていました。
今回の波状雲は空一面に広がり、波と波の間隔が狭く、したがって青空の部分が少ないことが特徴です。
よく見ると、波と直角の方向に細かい切れ目が見られます。
大空の別の部分の波状雲ですが、これも上の写真と同様な姿です。雲がやや厚いので、高積雲の波状雲と考えられます。
日照りが次第に強くなって積雲が現れ、波状雲を隠してしまいました。
風速2m/s、東南東の風、晴れの天気です。
これは第5報の波状雲の写真です。この写真では波の青空の部分が広いので、巻積雲の波状雲と考えています。第5報では波状雲の成因を次のように報告しました。
大気波によって空気が上下に動く時、そこの空気が雲のできやすい気温・湿度であれば、持ち上げられた部分に雲ができ、引き下ろされた部分には雲ができないという。この場合、上の方は下より温度が低いことが多い。(入居者 I.M)
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