市内の「曽我物語」史跡の案内をしました 10月25日(日)
伊東には「曽我物語」等の史跡が沢山あります。
この度は、里のS.S様とご友人の皆様方のご案内で、曽我物語史跡を巡りました。
普段は、アコーディオンで音楽を楽しんでいる里のK.Sさん。
当日は伊東市案内人として、ご夫妻で案内しました。
里から車で8分ほどの赤沢「河津三郎祐泰の血塚」です。
世に知られる「曽我兄弟の仇討」の発端となった出来事の場所と云われています。
河津三郎祐泰の父・伊東祐親の墓です。
市役所から徒歩10分、墓は立派な鎌倉時代の五輪塔です。
昭和55年に浩宮徳仁親王(現天皇陛下)が、ご見学されました。
掲示板には、五輪塔の地輪の梵字は薬研彫りで鎌倉初期の手法と伝えています。
次は葛見神社です。伊東図書館前を直進した突き当りで伊東家の守護神。
地元では、岡の郷社と呼んでいます。
境内の手水舎の柱は、関東大震災で前年に建てた鳥居が倒壊してしまい
災害の記憶として再利用されました。
葛見神社の大楠は見事です。
まだ見ていない方は、一見の価値があります。境内の左奥にあります。
樹齢1000年以上で幹回り15m~17m、日本有数のクスノキです。
昭和8年(1933年)国の天然記念物に指定されました。
里のS.S様とご友人の皆様と大楠の前で記念撮影。後ろに見えるのが大楠です。
「大日本老樹名木誌」(本田静六編纂)に記載されています。
伊東家の菩提寺です。
東林寺では、住職にお願いをして中に入れて頂き
本殿左側の、伊東家累代の位牌堂を礼拝できました。
秋日和の中、平安の昔をしのぶ曽我物語巡りになりました。
(入居者K.S)
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