伊豆高原と<里>の四季: 2015年10月アーカイブ

秋・10月下旬、里のあちらこちらに自生する山野草、ホトトギスをお便りします。

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「草の名は 山ほととぎす 雨期長し」 中村 汀女

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この花は、里のや々湿り気のある、半日陰の地に、多く見かける、ユリ科の多年草です。

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径約3cm程のユリに似た形の花が、葉のわきから上向きに、段々と下方に咲きます。

白地に濃紫の斑点が、とても鮮やかです。ご覧いただければと思います。

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斑点のある花びらの様子が、鳥のホトトギスの胸元に似ていることが、その名の由来との由。

花ことば: 「秘めた意志」 「永遠にあなたのもの」

<入居者T.I>

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里のそばで写真撮ったのよ。かわいいでしょ? 名前はね...「サカグチトリノフンダマシ」

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ネットで見てごらん。珍しいのよ~。

<入居者O.K>

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いざ、検索!ほんとですね!? 「現在までの採集記録が10回前後の希少種...」

スゴイです!

秋空に銀の穂を揺らす秋の七草 「ススキ」。 里や近隣地で、秋を詩っています。

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「山は暮れ 野は黄昏の 薄かな」 (蕪村)

夕暮れ時、輝くススキに出会うと、なぜか寂しさにも似た郷愁が漂います。ススキの穂先が風になびいている風情こそが、 「秋」 だなぁ~と、感じます。

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秋の七草は、万葉集の歌人が歌に詠んだ花々ですが、古人は、ススキを 「尾花」 (おばな)一獣の尾に似ていることから一の名で呼んでいます。

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家畜の飼料や茅葺き屋根の材料など、古くから人々の暮らしに密着してきた山野の多年草。

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ススキの名は、すくすく立つ木 (草) を意味するとの由。

<入居者T.I>

里の秋の陽光を浴びて、木の全体をおおうように、咲き誇る濃紫色の花  「シコンノボタン」 をお届けします。

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英名は 「 スパイダー・フラワー 」 で、中南米原産の常緑性 ・ 低木です。

深みのある濃紫色の花を、長期間 (8~10月) 次々と咲かせていく花木なので、夏から秋にかけて長く楽しめます。

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光沢を帯びたビロードのような花びらは、とても美しいので、ご覧いただければと思います。

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大きく開いた花びらの中央から、クネクネと長く伸びた雄シベが印象的で、何度でも眺めたい、彩木かと思います。

花言葉 : 「平 静」

<入居者T.I>

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