伊豆高原と<里>の四季: 2016年5月アーカイブ

〇 今回は 春から初夏にかけて 青紫色の可憐な花を咲かせ 人気度が高い 「都忘れ・ミヤコワスレ」

　　をお届けします

咲出でし　都わすれや　今朝の庭　森島　緋紗江女

ミヤコワスレは 野生種の 「ミヤマヨメナ」 の園芸種で 正確な和名は「野春菊・ノシュンギク」との由

別名を 「東菊・アズマギク」 ともいい キク科の多年草で 原産地は日本です

花屋さんでの呼び名・ミヤコワスレの由来には「花の可憐さが 都の栄華を忘れさせてくれる」

ことから といった説もあり

高さ三十センチほどの茎に のこぎり歯の長楕円形の葉をもち さまざまな色の頭状花を咲かせます

花色は 紫色 淡い青色 ピンク色 白色などがあるようですが 里・花壇などで ショットしたのは ムラサキ色の花でした

人恋し　都忘れが　庭に咲き　高橋　淡路女

＊花言葉‐‐ 「別れ」　「しばしの憩い」

<入居者T.I>

☆ 皐月・5月　母の日　ゆうゆうの里の初夏に彩りを添える大輪の白花 「大手毬・おおでまり」を

お届けいたします

大でまり　小でまり佐渡は　美しき　高浜虚子

別名を 手毬花・テマリバナ 雪の玉・スノーボールともいい スイカズラ科の落葉低木で

山野に自生しているヤブデマリの園芸品種との由

見頃は5月　花色は や々緑色を帯びた白色で 大輪の美しい花を咲かせます 里の初夏

あちら こちらの庭で目に留まり 楽しめます 　

花はすべて装飾花で 雄しべ 雌しべはなく 果実はならないという  厚くて毛がある葉は対生します

雨の日は　雨の色得つ　てまり花　　山田　佐人

＊花言葉‐‐ 「華やかな恋」　「天国」

<入居者T.I>