神戸と〈里〉の四季: 2021年3月アーカイブ

赤い椿
2号館の庭園で赤い椿が鮮やかに咲いています。

赤い椿白い椿と落ちにけり

この句は、河東碧梧桐（かわひがし へきごとう）の代表的な句です。
椿の花は、花びらが一枚ずつではなく、一つの花全体がぽとりと、
紅白の色彩も鮮やかに落ちます。

赤い椿
（写真の）赤い椿は、八重の花びらで、雄しべの集団が見当たりません。
左上の写真、文化勲章受章　小倉遊亀（おぐら ゆき）【生誕125周年】の「椿」の絵は、赤や清楚な白の花びら、緑の葉の濃淡など、
豊かな色彩が美しい、見事な作品です。

白い椿
白色の椿は、集会室の道路わきの植え込みに咲いています。
あまり見かけない二重の花です。多数の雄しべが雌しべを
囲んでいます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（入居者I・M)

紅梅
こんなに紅色の濃い紅梅（園芸種）を見るのは初めてです。
2号館の庭園の南側に5本ほどあり、背丈ぐらいの低木に美しい
八重の花が咲き、辺りを紅色に染めています。

桃
毎年ひな祭りに桃の花を活けているが、庭木に咲く桃を見るのは珍しい。
同じく2号館の庭園の南側、3メートルほどの高木に桃色の八重の花が咲いています。
メジロ2羽が、花の蜜を求めて、あたりを飛び回っています。
メジロを見るのは久しぶりです。

白木蓮
里バスに乗って、ゆうゆうの里を出発し、最初の丁字路を右折すると、
道路の両側に白木蓮の街路樹が続きます。白木蓮の街路樹は珍しい。
里バスで通るたびごとに蕾が徐々に膨らみ、
白い花が見事に咲く様子を眺めるのは幸せなひとときです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（入居者I・M）

食堂の入り口にホワイトデイの飾りがありました。
本物と思うほど、カラーの折り紙がきれいです。

毎回季節ごとの飾りに感謝します。

                                                                                       （入居者K・N）

波状雲
波のような模様の雲。写真は巻積雲の波状雲ですが、巻層雲、高積雲、高層雲、層積雲、層雲でも波状雲は現れます。
波状雲は、大気波によって、空気が上下に動くとき、そこの空気が雲のできやすい気温・温度であれば、
持ち上げられた部分に雲ができ、引き下ろされた部分には雲ができない為、このような形になるそうです。
その場合、上の方は、下より温度が低い時が多い。

巻層雲の〈日のかさ〉
日暈（ひがさ、にちうん）
ゆうゆうの里に入居して1年半、見事な日暈を見たのは初めてです。
日傘は上層雲（巻層雲、巻積雲、巻雲）で見られます。
上層雲は氷の結晶の粒子で構成されていて、氷晶がプリズムの作用をしています。
〈月の暈〉も発生することがあるそうなので、是非見たいものである。

快晴の日の〈夕焼け〉
この日の夕焼けは、以前に報告した雲のある日の夕焼けと比べると、赤い夕焼けです。
よく見ると、赤色より波長の少し短い赤橙色で、大気中のチリ（微粒子）が少し少ないことを示唆しています。

                                                                                 (入居者I・M）

10種類の雲　第1報  http://yuyunosato-blog.sakura.ne.jp/kobe/2020/10/10.html

10種類の雲　第2報  http://yuyunosato-blog.sakura.ne.jp/kobe/2020/11/post-682.html

10種類の雲　第3報  http://yuyunosato-blog.sakura.ne.jp/kobe/2020/12/10-1.html

10種類の雲　第4報  http://yuyunosato-blog.sakura.ne.jp/kobe/2021/01/104-1.html

娘に用意した雛人形、娘が嫁いでからは私が飾っているの。阪神大震災でガラスケースは割れてしまったので、今はサイドボードの中に・・

毎年、飾るのは今年限りと思いながらも、仕舞っては飾りを繰り返しているうちに気づけば60年。皆さんにも見ていただいたら きっとお人形も喜んでいるわ。（入居者M・A）

愛くるしいお顔のお雛様。毎年丁寧に仕舞われて大切にしてこられたので、とても60年も経っているとは思えないほどの美しさです。（コミュニティ職員）