神戸と〈里〉の四季: 2021年6月アーカイブ

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和名は<ヒツジグサ> 日本原産。スイレンはスイレン属の総称。

ヒツジグサの名の由来は、未(ひつじ)の刻(午後2時)頃に花が咲くためとされるが、実際は午前中に咲いて夕方にしぼむという。

モネのスイレンの絵は有名。

 

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6~9月、細長い根生の花柄の先に5cmほどの白色で清楚な花が1個開く。     とがった花びらが8~15枚ほど開き、花の中心には黄色のおしべがある。3日ほど咲き続けた後、水中に沈んで実をつけるという。

楕円形の浮葉には深い切れ込みが1か所入っている。

 

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ブログの種が尽きかけているとき、入居者Tさんが、睡蓮が咲いていると教えてくださった。

池の南西側は石ころで囲まれて歩き難い。たまたま出会ったケアサービス課と生活サービス課の職員さんに両側から支えられて撮影した。

ピンク色の花が咲くのは<姫睡蓮> ヒツジグサの園芸種。(入居者I.M)

タイサンボクを初めて見たのは森林植物園であった。見上げる高い木の頂きに咲いていた。里に入居後は、3階のベランダから手に取るように観察できる。

2号館から3号館にかけて7本の木がある。一番南の木だけに何故か10個の花が咲き、蕾も多い。

 

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〈真横から撮影〉

モクレン科の常緑高木。

蕾も2個写っており、緑の葉は革質で光沢がある。

 

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〈上から撮影〉

花弁は6個、咢片は3個で花弁状。雄しべの花糸は赤色。

下の花弁の上の「ごみ」は、雨で落ちた花粉のようである。

 

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〈斜め上から撮影〉

左下は開花後4~5日でしおれた花の一部分で、右上の褐色の部分は枯れた葉である。(入居者I.M)

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ゆうゆうの里で芍薬園の豪華な花を楽しんでいる。昨年6月、入居後初のブログに「芍薬園の花」を投稿し、その後、花や雲などの写真を20回紹介させていただいた。

今回は昨年と異なる芍薬6本を掲載する。〈写真は一重咲き〉

 

 

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日本生まれの「和シャクヤク」は、一重咲きや、内側に小さな花弁をぎっしりと抱える翁(おきな)咲きなどであり、これに対し、ヨーロッパで改良された「洋シャクヤク」は、バラ咲きなどである。〈写真は翁咲きか冠咲き〉

芍薬園で「洋シャクヤク」は見当たらなかった。

 

 

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芍薬の根は漢方薬の原料である。風邪のひき始めに飲む葛根湯や、こむら返り治療の芍薬甘草湯などに用いられている。〈写真は翁咲きか冠咲き〉

 

 

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芍薬の花の分類の例

①一重咲き、②半八重咲き、③金しべ咲き、④翁咲き、⑤冠咲き、⑥手まり咲き、⑦バラ咲き 〈写真は一重咲き〉

 

 

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八重咲きの、④翁咲きから⑦バラ咲きまでの番号が大きくなるにしたがい、雄しべの花弁化が進行し完全な花弁になる。〈写真は一重咲きか、半八重咲き〉

 

 

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参考資料(詳細をパソコンで見ることができる)

1)https://fleur.paradisia.jp/entry/2019/05/30/063232

2)  https://gardenstory.jp/plants/32738

 〈写真は半八重咲き〉

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