ゆうゆうコミュニティ伊豆高原: 2016年4月アーカイブ
〇今春 ゆうゆうの里で 出会えた さくら―河津桜 ソメイヨシノ 大島桜 紅枝垂れ桜 御衣黄桜
右近桜など―を撮影して 様々な品種の花を収録できました
葉桜も美しい この季節に 総集編として 特集・咲いた さいた♪ 里の花 #さくら・サクラ・SAKURA♭
2016 を お届けします
春の花といえば "さくら" というように 多くの人々に親しまれ 愛されている花といえましょう
さくらが開くころは 美しく 心うきうき 楽しく 明るい季節感を覚えます
和名=さくら (桜) はバラ科の落葉広葉樹 日本で樹木の種類が最も多いのは さくらとか山桜
(9種) と変品種 (100種類以上) が野生種として自生しているという
自生種と栽培種 (300種以上) を合わせると その品種は 数百種にもなるそうです
現在もその数は 増えつつあるという 人気度の高さが うかがえます
花の色 ・ 姿も いろいろで 淡紅色 白色 緋紅色 淡黄緑色などが 五弁花を開く 八重の花も
楽しめます
里のさくらも種類が多く 花名が なかなか難しく 品種名が特定できません
花名の由来は 「古事記」 に登場する桜の霊 『木花咲耶姫(このはなさくやひめ)』 が
最初の タネを 富士山に蒔いたことで 『さくやひめ』 と呼ばれて その名が 「さくら」 になったとの由
わが国には 公式に定められた 「国花」 はないようですが 「さくら」 は 「キク」 と並んで
コイン―百円硬貨・八重桜―や切手の意匠にも採用されており 広く国民に親しまれ 愛されている
日本のシンボリックな花といえるでしょう
桜咲く 前より紅気 立ちこめて 山口誓子
*花言葉: 「優れた美人」 「純潔」 「精神美」
<入居者T.I>
スケッチした テンナンショウの仲間=浦島草・ウラシマソウ 武蔵鐙・ムサシアブミ 蝮草・マムシグ
サ の三題を お届けします
長く伸びた糸状の花茎をもった奇異な姿の多年草 つやのある葉を従者が差出す日傘のように
従えて 紫褐色の仏炎苞がある
花名の由来は その長い花茎を 「浦島太郎」 の釣り竿に見立てて 命名されたとの由
例年 大樹・山モモの根元に 3月末~4月初旬頃に姿を現し 5月まで長く楽しめる山野草です
葉は3枚 大きな2枚の葉の間に仏炎苞をつける この形を かっての 「武蔵の国」 で作られた
鐙・アブミ―馬具の一種―にたとえて その名が付けられ たとの由
山野の樹陰地に自生する不思議な姿の多年草 鳥足状の葉の間から伸びる仏炎苞 花はこの苞の
中で花茎が伸びて開花するという
花名は 仏炎苞がマムシの姿に似ている また茎の模様が それに 似ているところから 名づけられた
との由 秋には 赤色に熟したトウモロコシ のような形状の果実を見ることができます
<入居者T.I>
〇春だぁ!うららかな陽光を慕う かれんで一途な花 里でも人気の山野草 「筆竜胆・フデリンドウ」
を お届けします
フデンリンドウは 山野の日当たりのよい草地に自生し ハルリンドウ コケリンドウと同じ仲間で
春に花開くリンドウ科の二年草です 自然豊かな里のあちらこちらで 出会えます
日のあたっているときに 茎頂で上向きに花を開き 曇天 雨天は閉じて蕾状態になる 和名 「筆竜胆」
のネーミングの由来は 花を閉じたその姿が 「筆の穂先」に似ていることから 命名されたという
茎の高さは10センチほど 花色は薄紫色 花径が1.0~2.0センチ前後と 小さい草花です
足元をよく注意してみないと踏んでしまいそうになるくらい小さな花ながら 近づいて眺めると色も形
も見事な姿 リンドウ特有の気品が感じられます
他の草がまだ芽を伸ばさないころ 落葉の間などに薄紫色の花が小さいながらも この季 日だまりに
咲いているフデリンドウを見つけると しみじみと春の訪れを感じます
満天の 星空眺め 筆竜胆 読み人しらず
〔花言葉〕
「本当の愛」「誠実」「高貴」
<入居者T.I>
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