平成24年1月31日、LPレコードを聴く会が開かれた。もう何年もLPを聴いたことがない。早速出席した。
胸にしみ込んでくるこの音。スピーカーの能力に余裕を残した音量、これがいい。音質が良くなる。担当のT君、考えましたね。
解説役のN嬢が、「ベートーベンのエリーゼのために」を取り出して云う。「皆さん、ベートーベンが大好きな女性、エリーゼを高音で描写しました。高音部をよく聴いて」
そうか、画家は絵筆で人物をスケッチし、音楽家は音で人を描くのか。エリーゼってどんな女性だ?
こう書いていると、世間の人は、「やっぱり老人ホームだなあ、CDが全盛の時代に、古くさいLPレコードにしがみついて喜んでいる。」と思うだろう。
だが、そうではない。人の胸にしみ込んでくる音と、上滑りして流れてゆく音がある。今の人は、手軽さ、便利さを優先していつの間にか質を忘れている。上滑りする音はその時だけで消えてゆく。心に残らない。
CDがそれだ。雑音がない、きれいだ。しかし、不思議に心に残らない。LPレコードはちがう。音楽マニアはそれを知っている。年令は関係がない。
LPレコードを聴く会は満席だった。
いや、入れない人が数人、食堂のテーブルで聴いていた。
第1回は成功した。若いT君とN嬢に大きな拍手を贈りたい。
美声?で名の知れている ひろ爺 on 新年祝賀式: 今年の正月は天気に
浦谷 雅行 on 新年祝賀式: 僭越ながら、龍笛演奏
浦谷 雅行 on 令和元年!全員集合!!~一祭合祭ゆうゆう祭~: 皆様の前で歌わせてい
私もあやかりたい ひろ爺 on 100歳 お祝いの会: お祝いの席に出席す
木村 浩朗 on 100歳 お祝いの会: Uさん、Tさん、Oさ
木村 浩朗 on フクロウと落ち葉: 秋の作品展にむけて、
木村 浩朗 on 今年最初の向日葵: きれいなヒマワリです
京都ゆうゆうの里 K・S on 『 仙 人 掌 の 花 』: オキナグサ様 良い
木村 浩朗 on 来年は...大阪ゆうゆうの里でも踊りましょう!: 揃いの浴衣で踊るなん