3月11日(金)会議室でチーフ会議の最中に地震がありました。
横に"ゆったり"と そして 長いゆれ
一瞬『東海大地震ッ?!』と頭を過りましたがスグに『長周期のゆれっぽい』と感じたので
一瞬の心配はひとまず無くなりました
次は火災報知器からの発報確認です
実は・・・ 地震のゆれにより館内の防火扉はスグ閉じてしまいます
管理事務所に行くと大きな警報音が管理事務所内に響いています
思った通り 何か所か扉が閉じてしまったようです
火災報知器の表示盤のランプが何か所か点灯しています
表示箇所を確認したスタッフは 各所へ向かいます
もう一つの心配は館内のエレベーターの停止です
湯河原〈ゆうゆうの里〉には 6台のエレベーターがあります
こちらもスタッフが確認に走りました
『停止しています』という報告が次々入ってきます
続いて『ボイラー停止してます』との報告には『わかった』と返事のみ
私からは
『館内の異常を確認して 異常がなければ防火扉の復旧を行ってください』と
指示をしていたところで 今度は"激しい"ゆれが起こりました
(後に判りましたが 2回目の地震の震源地がより近くでした)
火災報知器の表示ランプが更に点灯箇所が増えました
『今の地震による館内点検を再度行ってください』
『診療所とケアセンターの入居者の状態確認を』
『エレベーターの閉じ込めはないかの報告を』
『生活サービス課は 一般住居棟の特に介護を受けている方の確認をしてください』と指示
返事を待つ間のじれったさと 自分に"落ち着け"と言い聞かせていました
『エレベーター閉じ込めはありません』
『入院患者さんに異変はありません』
『ケアセンター入居者の皆さん お変わりありません』
安心の声が入ってきました
館内の異常点検していたスタッフからは
『2号館と3号館のエキスパンション部の天井部に隙間ができました』と
これまでにあった地震でも起きたことがあったので驚きはありません
この間も余震が続き
都度 『余震にご注意ください 高い所からの落下物にご注意ください』と
管理事務所から放送を繰り返してもらいました
館内の安全確認と設備の復旧作業を続けながら 余震の具合を確かめながら
エレベーターが復旧したことを館内放送で伝えました
管理事務所では 非常住のご入居者(まだ住まいを移していない方)へ
『地震の影響はありませんでしたか?ビックリしましたよね』と
お変わりなかったかどうか 電話連絡を開始しました
PM7:30時点では 里のご入居者3名は外出されたままで確認とれず
非常住者7名と連絡がつかず心配だったのですが
翌朝9時30分には すべてのご入居者の皆さんと連絡がつき
怪我もないことが分かりました
ホッと安心できた瞬間です
【 施設長 木村 】
湯河原のご入居者、職員の皆様が無事であるということをお聞きし、ホッとしました。長時間の停電や余震で、寒く、不安な思いをされていると思いますがご入居者の皆様の傍らには職員がいますので、安心してください。ご入居者の皆様におかれまして、お身体に十分、お気をつけくださいませ。湯河原職員の皆様は、ご入居者を支えてください。頑張ってください。応援しています。
有り難うございます。 m