職員の私も図書コーナーにあるオススメ図書紹介があるので投稿します!
私のオススメは畠中恵の「しゃばけ」シリーズ。
「しゃばけ」ってどんな意味か知ってますか?
「現生に執着する心」という意味なんです。
えっ、それって・・・ なんか怖そうな小説なの?と思われるかもしれません。
いえいえ畠中恵の「しゃばけ」は、そんなおどろおどろした小説ではありません。
時は江戸、日本橋の大店、廻船問屋の病弱な若旦那と若旦那を慕う個性豊かな妖怪たちが、街中で起こる事件を解決していくミステリー小説です。
少し、妖怪たちを紹介しましょう。
やなり:若旦那の袖に入り甘いお菓子をねだる小鬼
屏風のぞき:若旦那の部屋の屏風が化した付喪神
鈴彦姫:湯島聖堂近くのお稲荷様に仕えてる鈴の付喪神
他にも回を重ねるごとにユニークな妖怪たちが登場します。
1話完結なところも読みやすさの一つ!
テンポよく読めますので、気がつけばあっという間に読めてしまう1冊です。
ところで、どうして妖怪たちが協力してくれるのでしょうか?!
それは、読んでのお楽しみ!!
【 職員 江川 】
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