先日開催された「今日のひまつぶし」の一つで、2号館の図書コーナーにある本の中で、お互いにオススメの書籍を紹介しあいましょう!
とあったので、さっそく投稿!
わたしのオススメは串田孫一!
3階の図書室に6冊あります。
(2冊借りられているようなので、私以外にもファンがいるようです)
若かった頃よく書店に並び、その硬質な文章で描かれる世界に心惹かれた覚えがありました。
いまあらためて手に取ると、そのころには見えなかった景色が広がっていくように感じます。
ジャンルでいえば随筆などで、考察の対象とするものは人や花や山ですが、不思議なことに読み手にその先の風景を呼び起こします。その意味で幻想文学の一つなのでしょう。
「覚めて見た夢」のあとがきで「この本のどこかの1行から、私の見なかった優れた夢を見てほしい」という1節を見つけて納得しました。
どの本も美しい造りです。
ぜひ読んでみてください!
【 入居者 M.N 】
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