2011年3月11日の東日本大震災から10年が経とうとしています。
もう10年、まだ10年。
当時、離れたところに居る私たちも何か出来ないかと
里でも職員の応援部隊が向かいました。
その頃の写真と、復興庁の資料をもとに
忘れないよう、教訓になるよう、
コミュニティ広場に展示が開始されました。
当時の報告やニュースが書かれた里の新聞も展示しており、
その記事をみながら当時を思い出される入居者もいらっしゃいます。
「この靴下、私編んだのよ。」
「その頃あった編み物サークルのみんなで、
段ボールいっぱいに頑張ったのを覚えているわ」 (入居者 M・O)
「当時は何かしたくても何をしたらいいのか分からなかったけど、
職員さんが支援部隊で行ってくれて
報告がある度に感激していたのを覚えているの。
『いってらっしゃい』と『おかえり』を言えることが
とても有難かったのよ。
10年の節目は今年しかないんだもの。
それをまたこうして皆さんに知って貰える機会を
作って頂けて良かったわ。」
【 入居者 M・I 】
もう10年、されど10年。
癒えた傷もあれば、癒えない傷もたくさん残っているはずです。
ここにいる私たちだからこそ出来ることを振り返り
支援し続けていきたいと思います。
【 職員 青田 】
コメントする