今月の里バスで行くドライブは、真鶴町。岩海岸と真鶴岬の突端
「三ツ石」まで半島を巡る。
まだまだ自粛生活。たまのお出かけは嬉しいね。
キャンセル待ちの方も多くいたらしく、なんと3回実施され幸運にも
参加できることとなる感謝。
先ずはゆめ公園まで上がって、緑深まった山々を見ながら眼下に
真鶴半島、岩海岸を目指す。
今日はあいにくの曇り。晴れれば遠く三浦半島や房総半島も望める
そうだ。石橋山の戦いに敗れた源頼朝が再挙を思い安房国
(現在の千葉県)に決死の覚悟で、たった7人船出をした・・
当時は今より空気も澄んで房総半島も近くに見えたのだろうか。
遠く思いを馳せた。
源頼朝船出の浜の説明にメモを取る方もいた。
次にバスは真鶴港から真鶴岬にある三石海岸を目指す。
途中、真鶴港を過ぎた辺りで真鶴の「しとどの窟」の説明あり。
当時は高さ2m、奥行き10mもあったが今は地に埋まり見る影がない。
真鶴半島の突端にある「ケープ真鶴」に到着。
建物の2階に「遠藤貝類博物館」あり。本日は見学なしだが、
4500種、5万点の貝類を所蔵している。後日、訪れたい。
↑手前のハートのオブジェは小松石。高さ3m、重さ13t なり。
与謝野晶子が昭和7年、真鶴に初めて夫の鉄幹と訪れた際に詠まれた歌碑の説明を受ける。
幕末の台場の提築跡、三ツ石の事。相模湾と相模灘の境界線がどこか、
初めて知った。
三ツ石にかかる注連縄は昭和52年に35日かけて直径13cmの鉄製の
ワイヤーロープを37mある2つの岩に結びつけた。重さは1t 。左の大岩の頂上付近に小さな社が確認できる。
ご婦人方はブランコを漕ぎ、少女に戻っようだ。
天然記念物「ウメボシイソギンチャク」は三ツ石海岸でのみ生息。
お林で伐採された黒松の年輪は350年。
帰路は樹齢350年余の巨木に囲まれた道を行く。
普段と違う景色は小旅行の気分になる。今回は本当にラッキーだった。
【 入居者K . I 】
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