雪化粧した散歩道
京都ゆうゆうの里付近は、藤原氏の別荘地で
あったと聞きます。又、歴史の資料に「宇治市
は水陸交通の盛んな処として栄え平安時代には
貴族が別荘を営む」とあります。この里に数年暮
らして感じる事は、里は高台にありながら京都市
内より過ごし易く貴族が別荘地としたのも納得で
きます。今回掲載の写真はこの冬初めて雪が降
り、うっすらと雪化粧した景色です。上段は入居
者の散歩道の入り口付近、中段はその右手にあ
る里の遊歩道の入口、下段は宇治でも最高の
玉露や抹茶などを作っている茶畑です。
余談ですが、ここから歩き始め「後冷泉帝
皇后」が建立した金色院の鎮守と伝わる「白
山神社」まで往復3キロを毎朝日課として歩い
ている方、神社よりさらに足を伸ばしてモミジ
谷とも称され、東海道自然遊歩道の通じるハ
イキングコースを通り平等院まで行く方も
います。 (里の旅人)
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