愛らしい燕
今年も東南アジアの島々かオーストラリア
北部から数千キロの海を渡り、ゆうゆうの里
に燕が帰って来ました。五年前頃は沢山見
られましたが、最近は長旅か天敵か原因が
わかりませんが少なくなり寂しくなっております。
里内には「巣棚」が数箇所壁に取り付けら
れていますが、四月頃、巣棚に巣作りした
燕は卵も無事孵りもう直ぐ巣立ちする大きさ
に育っております。その巣は大食堂に向か
う通路にありご入居者の方々も通る度に足を
止めて眺め、その愛らしさに心を癒されており
ます。
今回は親燕が餌を与える瞬間を写したく
シャッターを切り続たのですが、さすが燕、
俊敏な動作に老齢の身には至難の技、やっと
撮れた一枚をご覧ください。下2枚の写真は
7号棟入口の上部の梁に2週間前から巣作り
を始めた燕の巣です、高さ6Mの梁の内側に
巣作りの姿を見つけどうなる事かと毎日眺め
ていましたが、下部から少し積んでは固まる
のを待ちまた積む、本能とは言え雨水にさら
されず天敵にも見つかりにくい場所を探し見事
に完成した「燕の力作」をご覧ください。今年里
で少しでも多く生まれ育ち旅立つ事を願っており
ます。
里の旅人
コメント(1)
コメントする
総アクセス数
近年近郊では燕はおろか雀さえ少なくなくなりましたね。
飛びながらガ・アブ・とんぼなどを捕食し巣に運び
ヒナが一斉に口を開け餌を求める姿も懐かしい・・・
というのでは淋しいですね。
繁殖が終わった6月頃から渡り去る10月頃まで
あし原をねぐらに、大空いっぱいに集まるさまは
壮観ではたまた彼らの本能の深層を見る思いで不気味でさえ
あります。
実はその大群を観月橋下流のあし原で見ることが出来るのです。
吉岡 拝