8月バス旅行
MIHOミュージアム8月8日夏季時別展の「二つの綴織MIHO非母観音と蓮華弥勒」を鑑賞。数千色の絹糸を使っての緻密な労作に感動しました。入口から電気自動車で500mのカーブしたトンネルを通ってミュージアム本館へ。トンネル内も美術館らしい垢抜けした間接照明で美しく、周りの山は一面しだれ桜。春はさぞかし見事な景色だろうと想像されます。
1時間程のドライブの後、古民家で近江牛の焼肉昼食に舌鼓を打ち、その後水に浮かぶミュージアム佐川美術館へ。北斎とリヴィエールの版画と版木の特別展示があり、洋の東西の影響が見て取れます。
無理をお願いして、別途 楽吉左衛門茶室を見学させて頂きました。楽家の15代当主が伝統に添いながら、紙と木と石で作った緑のない意表を突くお茶室です。
世界中から集めた巨木、巨石、石を割った楔の跡すらも風情として取り入れられ、水に浮かぶ茶室の向こうには遠く比叡山を借景とし、茶室から見る大きな池の面は小雨が作る波紋が又、独特の美しさを醸し出していました。従来の茶室に慣れ親しんでいる者には驚きの連続で、茶道の美の有り様を考えさせられるいい経験ができました。
( 入居者 S.K )
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