5回目のオカリナ交流会
秋晴れの10月12日「体育の日」、ホビールームで、5回目のオカリナ交流会が開かれました。これは、フルート・オカリナ奏者井澤先生の指導を受けている、里内外の生徒同士が親睦を図る意味と、日ごろ培った腕前を披露する発表会を兼ねて、毎年この「体育の日」に開催される恒例のイベントです。
入門してまだ半年位の人、ハイレベルな難曲をこともなげにこなす、天才的なお弟子さん、爽やかなトークで、和やかな雰囲気を演出する人、鮮やかなマジックまで飛び出して、それはそれは楽しい、あっという間の2時間を過ごさせていただきました。また今回、初めてオカリナ展示即売会が併設されたのも、目新しい企画でした。
今から、来年の「体育の日」を楽しみにしています。それまで、絶対に生きていてやるぞ!と心に念じながら。 (入居者・NM)
★体育の日。平等院鳳凰堂の内部見学をしながら、頭の中で鳴り響くのは、この日の午前の「オカリナ交流会」での、生徒さんたちの演奏。
ところで、美しさ、つまり美なるものは、均整あるものに宿る。
平等院鳳凰堂は、均整美が特徴であるのは、言うまでも無い。
しかし、面白いことに、鳳凰堂は、建物も、前方に広がる阿字池も、厳密に見ると、実は完全なる均等ではない。「人工物の均整」と「自然の非均整」、人工物における各部のニュアンスの違い。
音楽、それがたとえ生徒さんたちの演奏であったとしても、そこで目指される均整ある音楽と現実からくる非均整。
均整と歪み。
100%の均整は退屈であろうし、100%の歪みは鑑賞に堪えられない。
世には、整ったものと、歪み崩れ汚れたものがあって、その間を我々は、歩んでいくしかないのだろう。
秋の夜長に、そんな思索を巡らした。
(フルート&オカリナ奏者 フルート&オカリナサークル指導・伊澤隆志)
★「誰にでも簡単に音が出せる楽器はオカリナだけですよ」と勧められて始めたオカリナでしたが、努力次第で、こんなにも奥深く心を打つ音色が出るのかと、改めて驚かされ、感動しました。 (入居者・NR)
★美しい音色にしばしうっとり、オカリナ交流会です。
私がオカリナを始めて一年弱、ようやく童謡が・・・、また、躓きながらも「花は咲く」が吹けるようになりました。
オカリナとの出会いに喜びを感じています。 (入居者・TA)
★京都、大阪、滋賀の三県から、オカリナの生徒さんが里へおいでになりました。外部の方とこのような交流ができるサークルは珍しいとおもいます。最初の全員での合奏は、オカリナを楽しまれる皆さんの心が一つになって、すばらしいものでした。一人でも、友人と一緒にでも楽しめる・・・オカリナっていいですね!
(入居者・AT)
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