短歌随筆集からのご紹介
昨年9月に入居者Y.M様が出版にされました短歌随筆集より冬の短歌とエピソードをご紹介します。里の風景写真は前回と同じく入居者M.N様の撮影です。
冬枯れの枝垂れ桜は愛おしげ 三株が細枝絡め春待つ
春浅く梅の小枝は寒からん 紅引く蕾おちょぼ口して
大食堂前の三本の枝垂れ桜が、皮膚を固くして一月の寒風に耐えています。互いに励ましあっているかのように。
一月下旬になると、紅梅の蕾は「いつ咲いてもいいですよ」と言っているように見えます。例年だと、二月六日または七日の開花です。
( コミュニティ・山内 )
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