認知症予防プログラム結果説明会を開催しました。

1月29日(金)は、あいにく冷たい雨が降りしきる一日となりましたが、「認知症予防プログラム結果説明会」会場の集会室には、開始の1時間も前からご参加の方がお越し下さっていました。プログラムにはご参加でなかった方々も多数お越し下さっており、皆様の関心の高さが伺えます。

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個人別の測定結果をお渡しした後、筑波大学医学医療系の内田和彦准教授より、「認知症・生活習慣病を予防して健康寿命延伸」と題した講演を行なっていただきました。

その中で紹介され、京都ゆうゆうの里での約半年間でのプログラムの効果が顕著に表れていたのは、プログラムが開始された2015年7月以降、介護棟を除く全7棟での緊急コールの発生件数が2014年同時期のほぼ2分の1に減少していたということです。これを"ご入居者の不安要因が減り、生活が改善された"と分析しておられます。

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短期間でのプログラムでは・・・             1.血液検査の結果は殆んどの方が変わらない、もしくは若干改善             2.参加回数との関係は良く解らないが、プログラムの毎週の頻度を上げて継続することで、認知機能の改善が期待される      と結論付けておられました。また、認知症予防は"楽しんで継続できること"が大切、とのお話しもありました。 

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講演の後、施設長からの「このプログラムを来年度以降も続けたいとお思いの方は拍手をお願いします」の言葉には満場の拍手が湧き起こっていました。講演終了後にも、熱心な入居者の方が数名、質問のために内田准教授を囲んでおられました。

             「よく解るお話しでした。

          私もプログラムは続けて欲しいと思います」 ( 入居者K.M )

                                    ( コミュニティ・山内 )                       

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