里の守り神?

五月に入ってすぐのある日の夕刻、同じころに入居した古くからの知人Hさんから

声をかけられた。

「あそこに、お不動さんが見えない? 朝7時前後の姿がきれいなのよ」

 

  20170510お不動さん③.jpg見ると指さされた方向の一点に、初夏の新緑に彩られた木立の中で、

周りと少し色の違う一本が際立っている。

ぱっと見は、立ち木というより一叢のこんもりした茂みといったイメージであるが、

眼を凝らすとなるほど仏様の姿をしている。

 

後に聞いたところでは、最初に発見したのは、毎朝集会室のバルコニーで

催されるラジオ体操に参加している人とか、これを仏像に見立てたのは

おそらく信仰心の厚い方に違いない。

 

  20170514お不動さん④.jpg

   (集会室前の橋の欄干から見たら額縁みたいでおもしろかったので...。)

 

そこで翌朝、カメラを肩に里の中のベストスポットを探して回る。

大食堂前、集会室バルコニー、あずまや前など歩いてみたが、

そのいずれからもよく見えた。

 

カメラを構えていると、通りがかりの何人かが「何撮ってるの?」と聞く。

「向かい側の丘にいる仏様です」

「どこどこ? あ!確かにお不動さんだね」

「すごい凄い!」

中には合掌する人がいるかと思うと、「ただの木にしか見えないわ」と言う人もいる。

 

  20170510お不動さん②.jpgある対象から何をイメージするかは、人によって異なるのが自然のことだと思う。

皆さんの目にはどう映るのでしょうか。

 

自分の中では、昔の大映映画で観た「大魔神」を連想した。

なので、まとめて『里の守り神』としておくことに決めた。

教えていただいた方に感謝の気持ちを込めて...。

( 入居者:M・N )

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