3D写真アルバム『京都ゆうゆうの里』の作成
京都〈ゆうゆうの里〉は自然と建物がとても素晴らしいので、
〈里〉開設20周年を記念して、その景観を記録に残したいと思い、
『京都ゆうゆうの里~緑豊かな宇治山麗の桃源郷~』と題する3D
写真アルバムを制作しました。〈里〉のご協力を得て春から撮影を
開始し、再撮影、編集を含め3~4ヶ月を要しましたが、この夏、
無事に完成し、〈里〉に寄贈することができました。アルバムは〈里〉
の景観を立体的に眺められるように、アナグリフを記録の主体に
しています。
アナグリフとは、赤青メガネで眺める「飛び出す立体写真」のことで、
多くの人は子供の頃、遊びの絵本などを通して無意識に接していると
思います。150年程前にヨーロッパで誕生し、今風に言う"3D"を、
書物の形式で手軽に楽しむことができるものです。これまでの
アナグリフは赤と青の2色から成る単純なものでしたが、今回は、
多色で色合いを表現できる「カラーアナグリフ」と呼ばれる最新の
技術が用いられています。
本アルバム(【写真1】)に掲載したアナグリフは39枚(39景観)
です。その中身は【写真2】と【写真3】に示すように、アナグリフと
それに対応する通常のカラー写真を左右の見開きページに
対として配置しています。アルバムは全部で80ページ構成です。
最終ページには、管理事務所玄関に常設展示されている〈里〉の
建築模型のアナグリフを掲載しています。
本アルバムは、カフェテリア白川(CC棟)、管理事務所受付
(6号棟)、生活サービスセンター受付(7号棟)、喫茶だんろ
(8号棟:簡易版)で見ることができます。
付属の赤青メガネを用いて〈里〉の景観を"3D"でお楽しみ頂ければ
幸いです。なお管理事務所では、アルバムよりも立体感が得られ易い
フォトフレームの3D版が別途用意されています。
T&M(居住者)
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