お茶の淹れ方教室(冷茶)に参加して
日本茶インストラクターの辻三和子先生の飾らない
お人柄とお話に導かれて、冷茶のおいしい淹れ方、
楽しみ方の教室は、聞き茶(玉露・煎茶・ペットボトル茶
の飲み比べ)から始まりました。
続いて水出し緑茶、冷茶、熱湯氷出し茶の作り方と試飲、
お茶の成分とお茶の歴史まで、お話はどれも興味深い
ものでした。
次に、参加者一人一人に準備されたお道具で自分で煎茶を
淹れることになりました。
期待と不安で緊張しましたが、先生のご指示どおりに、
正確に量られた茶葉、注ぐお湯の量と温度、待つ時間と
心を込めてゆっくりと淹れた一煎目のお茶の甘さと
こくのある美味しさは本当に特別なものでした。
あずまやの外は梅雨明けが待たれる蒸し暑い日でしたが、
茶室の中には二煎、三煎と淹れるお茶に美味しいお菓子と
静かな至福の刻が満ちていました。
(K.D)
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