宇治と〈里〉の四季: 2010年7月アーカイブ
久しぶりに一日天気が良く、夕食を済ま せ部屋に戻ると夕焼けが美しい、慌て てベランダから写真に収めてみました。 少しこぶが出ているのが愛宕山です が、私の部屋からの眺めは左から天王 山、愛宕山、伏見桃山城、京都タワー、 比叡山まで一望できる素晴らしい景色 に恵まれて
います。パノラマ写真で紹 介できないのが残念ですが、その一部 を紹介します。 双眼鏡を使うと、京都の町並みや伏見 城の朱色のランカンまで見ることができ ます。また、五山の送り火には左から 「鳥居形」「左大文字」少し上に「舟形」 が見えます。部屋を訪れる方の第一声 は「良い眺めだね。」から始まり、他の 話題はいつも後回しになります。周りは 木々に囲まれ秋は紅葉、冬は雪景色、 春は浅緑と姿を変え、心和ませてくれ、 本当に素晴らしい場所に居を得られた ことに満足しております。 (里の旅人)
栗の実(いがぐり)の花が、白く細長い とは?
その ナゾ が解けました。
日課のウォーキング途中、道端の栗の木に、白い小花をつけた
緑の小さなイガグリを発見。
見本材料として頂き、帰途、お会いした方々に尋ねてみましたが、
詳細は不明のまま。
宇治植物園へ行き、相談し、疑問が解けました。
「ニホングリは、葉に多数の平行葉 脈があり、花は雌雄同株。
通常、直生円筒状の尾状花序:長さ
15cm、雄花は、白黄色で基部に白
色の雌花をつける。
雌花は、有刺の苞(みどり色)に
つける。
殻果は大きく、いが中に包まれ、 褐色、殻は革質、頂部に大きな座が ある。」
さらに、雄花は、香りがきついが、そ
の香りに虫が集まり、交配する、との
こと。
注記 1 花序:花軸につく花の並び方
2 苞 :植物の芽やつぼみを包み
保護する、葉の変形物
3 雄花は、白黄色の期間:
5/中~6/中
6/下には、茶色から濃茶色と
なり落花
2010-7-5 記 TK
紫陽花の見頃は過ぎてしまいましたが、宇治で は三室戸寺に30種1万本があり、今年も多くの観 光客が訪れたようです。私は相変わらず里内に 咲く花を楽しんでいますが、今年は特に、中食堂 の近くにある「ガクアジサイ」が濃い紫で、実に美 しく、紹介しようと撮影しましたが、技術の未熟さ からその色彩が捉えられず、盛りが過ぎてしまい ました。今そばに並んで咲く地味で一見ブドウの 房に似た花が満開、とても紫陽花とは思えないの で聞いてみると「カシワバアジサイ」だそうです。 確かに葉が柏の葉に似ているので納得し、珍し いので写真に収め 今回紹介します。 京都〈ゆうゆうの里)には専任の職員が季節ご との花を里内に咲かせており、実に見事です。 それに入居者の方が植える花もすばらしい。 花作りは計画的な剪定や植え替えが必要で 結構大変だと聞きます。
(里の旅人)
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