つまみ絵に魅せられて47年

私が初めてつまみ絵に出会って47年の月日が過ぎ去ろうとしています。
日本の伝統工芸のつまみ絵の美しさに魅せられ薄絹の手触りを味わいながら、風雅な趣のある花鳥風景を短冊や色紙の上に仕上げていく喜びが生甲斐となりました。
よりよい物を作りたいと努力しながら自分も楽しみ、同じ趣味を持つ方に伝えて喜んで頂くことも励みとなりました。
アメリカやカナダの美術館に展示させて頂いたこともあり私の人生の中でとても良い思い出となっています。

画像 大久保(本人)20110822.JPG作品の紹介をしたいと思います。

(入居者K.O )   

 

 

 

画像 大久保(かんざし15).JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                             かんざし

 

  画像 大久保(れんげ).JPG

画像 かえるちゃん2011822.JPG

れんげ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かえる 

 

スタッフ感想
染色した絹を、小さく小さくピンセットでつまみ、気の遠くなるような業の中で古典的なものから、現代的にふさわしい躍動感にあふれた作品から、多種多様な表現があり、とても奥の深さを感じました。Oさんは今92歳。いつまでも若々しく作品作りに励む姿に感動しています。

生活サービス課
植田

【つまみ絵とは】 
平安時代より受け継がれてきた日本古来の伝統ある手芸で昔の女性は自分の着物の端切れ等使ってかんざしや櫛に飾り、又小物入れの蓋など飾って楽しんだと云われております。
婦人の手芸としてのつまみ細工は明治時代になって応用範囲も広まって次第に絵画化されるようになり繊細優美で花鳥風景を立体化表現できるようになりました。 

コメント(3)

今久しぶりに、自分のホームページを見て、ついでに、他の
つまみ絵のページも見てみようとインターネットからつまみ絵を開いて見ました。一寸ビックリ!!大先輩のO先生の、お写真が大きく写っていました!!!お元気そうで何よりです。

「O先生、お久しぶりです。如何お過ごしでしょうか?
私は、先月、朱千会の第11回作品展を、堺市文化館で開催致しました。7月には堺市より、堺市芸術文化功績賞 を頂きました。この受賞を記念して、家元や、教授他本部講師の方もお招きして、スイスホテルで記念パーテイも開きました。先生もお誘いしたかったです。明日は守口の青木先生が もりぐち歴史館 で磐城流つまみ絵展を開催していますので、守口に行きます。私自身も明日から開かれる、堺市民芸術祭に生徒と共に出展しています。亡き家元の元で先生方と一緒につまみ絵をしていた、何十年も前を懐かしく思い出しています。何時か時間を作って、お伺いしたいと思います。これから寒い季節です、どうぞお身体大切にお過ごし下さいませ」 ホームページ有り難う御座いました。

O先生、ゆうゆうの里って素晴らしい所ですね
先生からのFAXで良くわかりました。
ゆうゆう祭りは如何でしたか?色々なお店が出て、先生が売り子になって、「いらっしゃい!いらっしゃい」って笑いながら売って居られる所を想像するだけで、幸せが伝わります。
夕食会、抽選会、色々なサークル活動の発表会、職員さんは、どんな出し物をされたのでしょうか?
先生が「ゆうゆうの里」でとても楽しく過されて居られるのがわかります。(^^♪
先日もりぐち歴史館へ、青木先生の作品展を見に行って来ました旧中西家で凄い武家屋敷でした。旧家とつまみ絵はピッタリ有って良いつまみ絵展でした。殆ど規定の作品でした。そうそうO先生がデザインした、短冊の いろり が出ていましたよ  
朱会の先生方にも、このホームページを見て下さいと言ってます。パソコンを扱える人は少ないですが、、、、、

エレベーターを待つ時間が楽しい10階の住人です。ホールに展示されている「つまみ絵」に心なごみます。沢山の作品を展示替えして頂き感謝しきりです。10階に住んでいてよかった!

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