施設の前庭に泰山木の白い大輪の花が咲きました。2階通路の目の前にぽっかりと浮かんで、そぼ降る雨のなかに白が美しく目立ちました。
22年前"大阪ゆうゆうの里"に終の住処を定めた日の思い出です。
40年住んでいた下関市から退職を機に移り住む決心をして、心細い思いで辿り着いた"ゆうゆうの里"の入口に立ち止まり、振り返った目の前に、白い大きな花が咲いていました。雨に濡れそぼった心を励ましてくれた花が、今年も変わらぬ姿で咲いています。
当時、小さな前庭には、紅紫色の花をつけた"花蘇芳"の木も沢山あったのに、いつの間にか無くなって、泰山木だけが残っているのです。来年もそして、これからもずっと、枯れずに花を咲かせて下さいと、心からの願いです。
(入居者Y.T)
12階からでもはっきりわかるぐらいの大きな、大きな白い花。季節が梅雨の時期なので、淋しそうに咲いているときもあれば、梅雨の晴れ間で誇らしげに咲いているときもあり、本当に心が潤います。ブログを読んで、12階から3階に下りてじっくり見てしまいました。