『 ア ッ サ ム 匂 い 桜 』

 「東北3県の季節の花鉢」6ヵ月頒布会も最後となりました。宮城県登米市の若葉園芸・伊藤正幸さんから届きました。生産者さんからのメッセージです。
「1年半かけ栽培し、震災の復興と共に開花した匂い桜をお届けでき感謝します。当花は冬にも再び花を咲かせることが可能です。たくましい自慢の花をお楽しみください。」
  アッサム匂い桜.JPG  香りが良く、ピンクの花色や形が桜をイメージさせることから、原産地のインド・アッサム地方名を冠して「アッサム匂い桜」と呼ばれています。属名の「ルクリア」とも呼ばれ、原産地の現地語で「ルクリ・スア」と呼ぶことが由来です。
日が短くなると花芽を付ける"短日植物"なので、自然開花では晩秋~冬に開花します。
 日本へは、1975年ごろに導入されました。

 震災で約7割が枯れてしまったそうです。挿し木から出荷まで1年半かかるというだけに、そのショックは大きかったことでしょう。生き残ったものから少しずつ挿し木をして、株を増やしてきましたが、昨年は猛暑と年末の天候不順のせいで、厳しい状況だったのですが、ようやく今年から本格的に出荷できそうです。とのメッセージでした。

   早いもので6ヵ月が過ぎました。珍しい美しい花鉢を毎月楽しみに待ち、いとおしみました。生産者さんによる「栽培カレンダー」が毎月付属されていて、上手に育てて長く楽しみたいと思って居ります。応援メッセージも必ず送りました。私たちの応援の気持ちが少しでも励みになりますようにと、心からの願いです。

アッサム匂い桜2.JPG             【アッサム匂い桜<3階・EVホール前にて>】   

                                                         "オキナグサ"

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