「テラスの桜の下で花見をしながら、喫茶タイムを楽しみませんか?」
そんな案内があった。「桜餅」と桜茶をセットにして生活サービス課の職員がテラスまで運んでくれる。幸い花曇りの午後は汗ばむほどの暖かさなので、明るくて心地よい戸外のテーブルで、桜尽くしのお茶と和菓子を頂きながら話がはずんだ。
桜は満開で花びらが時々ひらひらと散って来る。
関西風の桜餅は道明寺粉の皮で餡を包んだお餅で、桜の葉の塩漬けで包まれています。この葉を桜餅と一緒に食べるか、食べないかは意見が分かれるところですが、それぞれの好みで食べればよいようです。桜の葉は塩漬けにすることで芳香成分が生まれ、独特の風味を醸し出します。桜餅に桜の香りや塩気がついておいしくなるそうです。
桜餅は季節の和菓子というだけでなく、その成り立ちや食べ方などに日本の文化が息づいています。桜の季節になると食べたくなるのが桜餅。春を感じさせる風流な和菓子です。ご馳走様でした。
"オキナグサ"
関西ヘ来て不思議なのはどうして関東で言う「桜餅」が無いのか不思議で仕方がありません、関東では「道明寺」という別の菓子で両方共普通に売られています、長命寺の物が有名なので、「長命寺」とも言われるそうですが、長命寺などと言って買う人は皆無です、道明寺を「桜餅」という人も聞いたことがありません,美味しさには変わりありませんが、懐かしい物の一つです。久々のお喋り楽しかったですね。 一言多く嫌われている ひろ爺
関東風と関西風の違いを関東の人から聞きたかったので納得しました。満洲育ちの私はどちらでもないけれど、大阪の暮しも25年になりました。長明寺も道明寺も桜の葉の香りがしてピンクの皮と餡が美味しくて好きです。日本には美味しいものが沢山あるのに、食べ歩きも出来なくなった今日この頃です。美味しんぼの私でした。