今年も「大阪ゆうゆうの里」の前庭にある泰山木に、大きな白い花が開きました。
梅雨時に開く大輪の花を2階入口から眺めながら、40年余り住んでいた下関から、退職を機に終の住処を定めて、心細い思いで辿りついた日にも咲いていたことを思い出すのでした。雨に濡れそぼった心を励ましてくれた花が、27年経った今も変らぬ姿で咲いているのを眺めながら、過ぎてきた日々を振り返ってみるのでした。
当時、小さな前庭には紅紫色の花をつけた"花蘇芳"の木も沢山あったのに、いつの間にか無くなって、泰山木だけは残っているのです。何時までも枯れずに大輪の花を咲かせて下さいと心からの願いです。
オキナグサ
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