毎月2回の「喫茶タイム」。私は食事制限がある身、普段から間食はしない。しかし大の甘党。当日は昼食を控えその時間を待つ。
月後半は食堂スタッフ手作りの物が出されるが、これも本物の職人が作ったのではないかと思うほどどれもが美味しい。
月前半は全国の有名菓子店からのお取り寄せだ。今回は九州太宰府の『梅が枝餅』。もう50年以上も前に参道の茶店で熱々の餡入りのこの餅で舌を火傷しながら味わった思い出がある。天満宮にも入念にお参りしてきたが、元が元なので御利益は全く無く大馬鹿の儘なのは悔しい。
掲示が出てあの時の暖かい『梅が枝餅』は旨かったなと楽しみにしていたが暖めないで出すとのこと。ところが当日はスタッフの方が焼きながら出してくれた、小豆、砂糖等.上等の材料を吟味しているのだろう。甘さ、温かい柔らかい餅、上品な味で絶品だった。
菅原道真が「東風(こち)吹かば匂ひ起こせよ梅の花主なしとて春な忘れそ」と詠んだ「飛び梅」の故事に因んで選んだのか?「梅昆布茶」との相性もよくとても美味しく、いつもの喫茶タイムより大勢の方がお越しになっている様に見受けた。
ありし日が懐かしかったひろ爺
コメントする