大阪と〈里〉の四季: 2018年4月アーカイブ

毎年、五月になると澄み切った青空を見上げる。
歩道橋の欄干に身をあずけいつまでも。
何年か前、絵手紙教室で鯉幟の題で描くことになった。
いつも心にある青い空を思い出し描いたのがこの鯉。

　　　　　　　　　　　8年前　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今年

4～5日前の朝食時、食堂に入った途端、天井に泳ぐ鯉

左手カウンターに連なってたくさんの兜が目につき驚いた。

こんなに多くを一度に見るのは初めて。人形だけでなくこれは壮観。
いいもんだなぁ！と感激新たにした。
五月の"天と地"
ともにいつまでも見ていたい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　男ばかり4人の長男　入居者Ｍ・Ａ

例年だったら満開のはずの桜もすっかり葉桜になってしまったが、財団のイメージソングができ、そのお披露目をすることで久々に春らしい歌を入れてコンサートを開催した。
麗人、佳人の中の腹黒一点の私もメンバーの一人として出演した。
春の歌メドレーでは「春が来た」と「春の小川」を同時に合唱した。
指導の先生が声楽だけでなくピアノも秀逸で「ベートーヴェン」のピアノソナタ「月光」を伴奏に「荒城の月」を歌った。
なかなかマッチしていて伴奏に聞きほれながら歌う方も楽しい。(すこし難しいが)

合間に「さくら変奏曲」の独奏も披露してくださり、歌唱を休んで聞きほれる。
春らしい歌を数曲唄い、さてメインは財団のイメージソング「Happy Days」
楽譜に全音符から16分音符まで、全休符から16分休符まであり、音域も広く今風の曲想で難しい曲だったが短い時間の練習であれだけ唄えれば手前味噌だが合格かな？
新しく着任された施設長の挨拶もあるということで大勢の方がご来場くださり、ありがとうございました。
ピアノを伴奏に大声で唄うコーラスはストレス発散になり健康にも良いと思います。皆さんサークルの仲間に入りませんか、楽しいですよ。

                                                （この里一番の美声だと自惚れているひろ爺）

「さくら広場」は建築家安藤忠雄氏の設計により、桜一色の公園としてパナソニックが2006年日本に４箇所開園しました。門真市には16,000㎡の敷地に190本のソメイヨシノが植えられ、桜の開花時期を心待ちにする人々に愛されて12年目を迎えました。
細い苗木は手入れされ、立派に成長して見事な花を咲かせていました。

今年は開花時期が早く例年の4月1日開園日には満開になり、風に吹かれて花吹雪が人々に散りかかるのでした。散り敷いた花びらの絨毯は美しく、水の上には花筏が揺れているのです。

今年も誘ってくれた友人が迎えに来てくれ、待ちわびていたお花見をすることができました。京阪カルチュアスクールで18年前まで中国語を共に学んだ友人は、毎年お花見に誘ってくれるのです。桜の名所は数多くありますが、膝と腰の痛みで遠出が出来なくなり、住処から近くにある「さくら広場」に出かけました。

毎年桜の開花時期には多くの人々が訪れて、綺麗に手入れされた庭園で花見をすることが出来るのです。私は2012年から訪れて桜の成長を見てきました。係の方々の心配りと親切は嬉しいものです。今年も園内の手入れ管理をされている皆さんのご苦労に感謝しながら、久しぶりに会った友人と、ベンチに座り、散りかかる花びらを全身に受けながら、とりとめのない会話は尽きませんでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オキナグサ

テラスのプランターに珍しいチューリップが咲いていました。

お花の顔が見れると嬉しくなってきます。
春ですね

                                                                                           （入居者Ｋ・Ｎ）

散らないで...散らないで...
とうとう満開の桜に出逢えました。
女学校一年生入学「花」から始まる音楽の授業を思い出しました。
お友達と思い出新たに、一緒に大声で二部合唱。
青空に響けと...。

桜は春一番に咲き、美しく華やかですがすぐ散ってしまう儚い花ですが、今日は青空に映えて素晴らしい一日となりました。
お友達とのお食事も楽しく心豊かに名残つきぬままテーブルを後にしました。
お手伝いくださった皆さま楽しく過ごせましたこと本当にありがとうございました。

                                                                                     （入居者Ｍ・Ｔ）