2015年11月アーカイブ

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 堀田邸と「佐倉ゆうゆうの里」は文字通り隣接している。堀田邸を南側から撮った下の写真では右手に煉瓦色の頭を覗かせているのが我が里の1号棟である。考えてみると里が堀田邸に負うところは大きい。

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エッサエッサエッサッサの秋祭りには佐倉の総鎮守麻賀多(まがた)神社の大神輿がこの里にもやってくるが、これは、明治二十三年堀田邸を建てた最後の佐倉藩主堀田正倫(まさとも)に敬意を表して始まった巡行の名残である。また、堀田邸の前にはいつも京成タクシーが客待ちしている。
里の住民にとっては何かと好都合であるが、本来は堀田邸を訪れた観光客目当ての駐車であり、先日も外国人風の男性が
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ツギハジュンテンドーオネガイ」と言いながら
乗り込むところに出くわした




旧大名が建てた住宅で今なお残っているのは堀田邸を含め全国でも僅か三例に過ぎないという事実から堀田邸が如何に貴重な文化財であるか納得できる。
しかし、特別の研究者でもない限り何度も内部見学に通うことはできないのも事実である。となると里の住民が堀田邸の恩恵を最大に生かす方法として庭園散歩があることに気付く。
正面の冠木門(かぶきもん)を入って直ぐ左に折れると常時無料公開されている庭園の入り口に出る。そこを少し進むと突如眼前に息をのむばかりの起伏のある広大な芝生が展開する。散歩が必要と考える里の住民にとって交通のはげしい里の外は緊張を強いられる場所であるが、ここはそうしたストレスなしに陽光を浴びて思いのままに歩き廻れる空間である。車いすに乗った高齢者もよく見かける。なお、堀田邸の背後に控えている白い建物は、里の住民にとって頼もしい存在の「厚生園」である。

(入居者 コミュニティ特派員 U)

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